お互い納得できる点を一緒に探しましょう

お互いの価値観に関する話し合いというのは、はじめるまでがかなり億劫だし、落としどころを見つけるのに時間がかかってしまうだけでなく、下手したら関係に修復ができないような亀裂が入ってしまう恐れもあります。
それこそ今回の相談のような異性との接し方については、理屈ではなく感情に左右される部分が大きいので、難しい問題です。

あなたの、友達に男も女もない、性別なんて関係ない、友達のことはみんな大事にしたい、という気持ちはわかります。
友達って、マジで尊いですよね。
じゃあ、それを彼にきちんと伝えましょう。

たとえ「いや、友達なんだから普通に会うだけだし」「別に男友達とは何もないし」「浮気なんてするわけないじゃん」「もっとわたしのこと信用してよ!」という気持ちでいたとしても、面倒ごとを避けて問題の解決を先延ばしにすればするほど彼に通じなくなってしまうどころか、「そうまでして男友達と会いたいの? なんで?」と疑われてしまっても無理はありません。
どんなに面倒でも、どんなに億劫でも、お互いが気持ち悪い感情を抱えたまま過ごさずに済むように、疑心暗鬼を払拭できるように、今回は向き合ういい機会なのではないでしょうか。

恋人でも、配偶者でも、お互いが無理なくいられて納得できる点を、探さなくてはいけないのだと思います。
「譲りたくない」「自分の意見を押し通したい」ばかりになってしまっては一緒にいる意味がないですよね。

だからといって、あなた1人だけが歩み寄る姿勢を見せるのも違いますよね。
彼の不穏な空気を醸し出すだけ出して察して欲しいという姿勢は、はっきり言って鬱陶しい。
男女問わず、察してチャンの人がかなり嫌いなわたしは「人間なんだから気に食わないことがあるなら言えるだろうが!」ぐらいは言ってしまうと思います。

一緒に楽しくお付き合いしたいという同じ気持ちがあるのに、それを共有できないままでいるのは、かなしいですよね。
でも、今回はあなたが先に歩み寄ってみて下さい。
「あなたがちゃんと自分の意見を言ってくれていたらこんな風に拗らせることはなかったのに」という気持ちをグッと飲み込んで、「ちゃんと思っていることを言ってくれないとわからない、仲良くやっていきたいからこれからはちゃんと言ってほしい」と彼に歩み寄ることを促してみてはいかがでしょうか。

謝った方が負け、歩み寄ろうとした方が立場が弱い、なんてことはありません。
大事なのは、どういう関係になりたいのか。
そしてその関係になれるまで、お互いが時間と労力を前向きに費やすことができるかどうか、です。

あなたと彼が、もっと深いところまで理解し合える関係になれるよう、応援しております。

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この連載では引き続き読者の皆さまからの恋愛相談を募集します。
最後の一歩が踏み出せない方の背中をドーン!と押すため、今にも崖から落ちそうになっている人を腕一本で引き上げるため、誰かに厳しく叱られたい方の左頬をフルスイングで打つため、わたくしポジティブゴリラは日々ゴリラらしく腕力を鍛えてお待ちしております。

Text/ものすごい愛
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