恋愛は義務じゃない

ところで、日本人の三大義務ってご存知ですか?
たしか小学校か中学校の社会で習ったはずです。
「国民の三大義務」とは、「勤労の義務」「教育の義務」「納税の義務」で、恋愛の義務なんてものはありません。
だから、恋愛はしたい人がすればいいだけのこと。
別に恋愛したいと思っていない・恋愛したくないと思っているのなら、しなくてもいいことであって、それに対して他人があれこれ言うのは筋違いです。

「最近の若者は恋愛に奥手でだめだ!」とか「日本の少子化にストップをかけるために結婚しろ!」とか「LGBTを認めるとは何事だ!」とか、アホみたいなこと言ってる人たちがチラホラいますが、自分の価値観を他人に押し付けるな!!! 脳みそを時代の変化に合わせて柔軟にアップデートしろ!!! と、わたしは声を大にして言いたいです。

10代から20代前半の間に初めての恋人ができて、上手くいかずに別れたり新しい恋愛をしつつ何人かとお付き合いしたあと、20代後半から30代前半の間に結婚して、子供を2人ぐらい産んで〜なんてイメージがあるかもしれませんが、それはあくまでもそういう人が多いと感じるだけで、絶対的な決まりではなく、自分や自分以外の誰かがそうじゃなかったとしても卑下する対象にはなりません。
だからそれに倣う必要はないんですよ。

誰を好きになろうが、その相手が異性だろうが同性だろうが無機物だろうが、誰に対しても恋愛感情を抱かなかろうが、結婚しようがしまいが、子供を持とうが持たまいが、本人の自由です。

自分以外の人間の人生に口を出していいわけがなく、勝手に評価していいものでも比べるものでもない。ましてや納得できていないのに同調圧力に屈してしまっては息苦しさを感じてせっかくの人生を楽しめなくなるのではないでしょうか?