「病気で一週間寝込んだら、夫のモラハラが始まった」
そんな話を知人から聞いたことがあります。
おそらく、モラ夫は結婚で家事やってくれる人をゲットしたぜとでも思ってたのでしょう。
それなのに、妻が病気で一週間ダウン。家事はどうするんだよ…こんなはずでは…もっと俺の役に立つようにしつけなければ！　そしてモラハラへ……。く、くそすぎ〜！

ほとんどの家庭が共働きの社会なのに、いまだに妻に家事育児を期待している男性はいます。結婚って、別居婚もありますが、大抵は大人の男女が一緒に暮らすだけです。ママや家政婦と住むわけじゃねーんだよなぁ。

そのへんを勘違いした人と結婚すると「なんでやってくれないの？」みたいなうぜー期待を背負うことになります。そして期待されると応えたくなってしまう素直な女性は、仕事に家事に育児にと、キャパ以上のがんばりをしてパンクしてしまう。

もちろん逆もあります。経済的に豊かな生活を夢見ていたのに、この不況で給料は上がらない……。こんなはずじゃなかった！　と夫を責め、夫は心を病んでしまう……など。

お互い期待せず、「いてくれるだけでいい」くらいの気持ちでいたらいいんじゃないでしょうか。

とここまで書いて夫に意見を求めたのですが一理あると頷きながらも
「“いてくれるだけでいい”とまでは思ってない」と言われました。
けれど「いたら楽しいくらいの気持ちで結婚するのがいいんじゃない？」だそうです。

あなたに何も期待せず、一緒に暮らしたらまぁ楽しいだろうなーくらいに考えてる人と結婚してください！　そして私たちも夫にとくに期待をしない。

私はとくに家事しないですが、おもしろい話はするようにしてます！
（岩倉）

絶対ではないけど、ひとつの指標として「ひとりと長く付き合った経験」があると良いかなと思います。

結婚生活は長いってのに、恋愛のドキドキはだいたい3年で終わるっていうじゃないですか。ドキドキ感があるからまだ許せていたことでも、3年過ぎて冷静になると袈裟さえ憎い状態になりかねません。

3年以上付き合えば、気持ちがちょっと冷めたりまた上がったり、喧嘩したり心変わりしたり、いろんな事件がありますよね。 お互いに好きでいつづけるにはテクニックと努力が必要なので、そういう酸いも甘いも噛み分けた人のほうが有利そうです。

昔付き合った人が「交換日記しよう」とか「月に一回、交代で提案して新規のお店を開拓しよう」とか、いろいろ提案してくれてたことを思い出します。当時はちょっと面倒だったけど、長続きさせようと努力してくれてたんだなあと遠い目になりました。

育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めないけど、ともに努力できる関係だといいですね。
（石島）

結婚してないので説得力があるかわかりませんが、マッチングアプリで数十人と出会い、そして様々な記事を読んだこの1年半。やれハイスペだのやれ高身長だのイケメンだの、色々条件を深掘りした結果、とにかく1番重要なのは「誠実な人」だということに気づきました。

ただもちろんですが、「浮気をしない」「毎日連絡してくれる」がクリアしているからといって、誠実とは限りません。 問題が起きたときに、解決するために言葉にしてくれる人。それが誠実です。

カッコつけで体面ばかり気にする人は、問題が起きたときに言葉にしてくれません。
それがひとこと言ってくれれば済むようなことでも……。
でも結婚したら問題が起きるのって当たり前です。そんなときに言葉にしてくれないまま、自分だけでなく家事や育児からも逃げられてしまうとなると、本当に最悪ですよね。

アルテイシアさんが記事でおっしゃる通り「結婚は50年の共同生活なので病めるときベースで考えた方がいい」に1億回うなずきました。読んでおいてよかったぜ。

カッコつけず、たとえマイナスでもその問題を解決するために自分がどう思ってるか・どうしたいかを話してくれる人。そしてこちらの意見もちゃんと聞いてくれる人。そんな人と結婚したいです。
（橋本）