金井さんと同じく、私も基本的に二股でいいと思います。

　それでも、いつかは決断しなくてはいけない。
年収って数字だからわかりやすいけど、優しさって数値化できないから、判断しにくいですよね。

　だから「優しさチェックシート」をつくってみてください。
優しいと思う行動をリストとして書き出すんです。
「いつもご機嫌でいてくれる」とかポエムみたいなボンヤリしたものじゃだめですよ。

「ゴキブリを殺してくれる」
「生理中に頼んだらロキソニンを買ってきてくれる」
「ヒールを履いてる日は向こうから“足大丈夫？カフェで休憩する？”と提案してくれる」
など生活に則したものが好ましいです。結婚って生活なので。
まぁ20項目くらいでしょうか。

　そして重要なのが、紙などに書いてシートをきちんと残しておくこと。

　浮気相手には金ってバイアスがかかってるので、たとえリストに全然チェックがつかなくても「え、ロブジョン予約してくれたの！？」みたいなサプライズで「やっぱ優しい♡」と全ての記憶が書き換えられ、正確に比較できません。

　一定期間は二股でやり過ごし、その後に年収と「優しさチェックシート」の結果を見て判断してください。

　追伸。
「誰を選んでいいかわからない」って、結局「自分は何が欲しいのかわからない」と同じことなので、とりあえずアルテイシアさんのこの記事を読んで考えてみてください。
（岩倉）

　2人で迷うなら、4人ぐらいに増やしてみてはどうでしょう？

　2人だと、結局どっちを選んでも「あーやっぱりタワマンに住んでみたかったなあ」とか「あー彼氏だったらもっと優しくしてくれたのに」と思うはず。
二択で迷っている時点で、どちらにしても後悔することは決まっています。あとは後悔する分量の問題で。

　その分量を減らすためには、視野を広げることが大切です。身近に「まあ一回ヤってもいいかな」ぐらいは思える男性っていますよね。この機会にヤってみましょう。
「究極の二択」を「謎の四択」ぐらいに選択肢を増やし、自分の恋心を撹乱させるんです。

　わたしも遠い昔に二択で悩んだことがあり、逆に相手を増やしてみたことがあります。
結果、悩みのタネが混沌とし、心がしっちゃかめっちゃかになりました。
でもそのぶん、その後にあまり後悔しなかったような……？いや、後悔はしたけど、さらに先のいま現在はそれも含めて「楽しかったなあ」と思えます。

　もう自分がなにに悩んでいるのかも曖昧になるぐらい、事態を複雑化させるのも手だと思います！
（石島）

　ハイスペ、私も大好きです。モテるから女の扱いが上手で、楽しいですよね。
偏見で「浮気しそう」「モラハラしそう」などの意見が湧いてきそうですが、とりあえず置いておいて、本当にハイスペから愛されて結婚したとしましょう。

　よ〜く考えよ〜お金は大事だよ〜
というCMの通り、もちろんお金があるにこしたことはありません。
常に「働きたくない・努力せずに尊敬されたい・2000兆円欲しい・明日起きたら顔が佐々木希であれ」と思っているので、タワマンに住めて、働かなくてもいい環境というのは最高です。港区ババアになりてぇ〜。

　ですが、不景気や病気などで一瞬で資産がなくなる可能性は全然ありますよね。もちろん、それは本命彼にも当てはまることです。資産がなくなると性格や態度も激変してしまうかもしれないので、この時点ではどちらがどうとは言えません。

　だけどそもそも、「自分が養ってあげる」くらいの気概や、お金がなくなったときの生き方を考えられないと、そもそも結婚自体が厳しくないか？と思います。
例え相手の収入が一時なくなったとして「私が養ってあげるから大丈夫！」と思えるのはどちらでしょうか？別の生き方を模索するサバイバル能力がありそうなのはどちらでしょうか？

　先のことを考えてああだこうだ言うのは杞憂かもしれませんが、お金がなくなったときのことを考えてみてください。どちらとも無理かも〜と思ったらどちらとも結婚は微妙ですが、長い交際期間を経ている分、本命彼の方がマシだと思います。
（橋本）

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