初回は基準値になってしまいます。
だからはりきってスタートダッシュをキメてしまうと、それが当たり前になり、今日は手コキすらしたくないってとき、無用のがっかり感や心配を生みます。お互いが不幸。

　初回はできるだけマグロをつらぬきましょう。

　しかも釣り上げたばかりではなく、ちゃんと冷凍されたマグロ。
前戯のときも挿入のときも、仰向けの体勢から微動だにしない。

　けれど、さすがに指一本動かさないとなると、まじで冷凍されていると思われかねません。

　だから腕だけは動かしましょう。

　前戯のときは彼の顔、頭を撫でる。
正常位のときは彼の背中を撫でる。

　ときに優しく、ときに情熱的に。強弱をつければ、仰向けの体勢から一切動いていないことに気づかれません。
しかも、基準値が下がりまくるので、次回以降ちょっと動くだけで「今日は積極的でエロい」みたいによろこばれます。

　以上、（夫には）本当は教えたくないガチでやってるテクでした。
（岩倉）

　初めてって素晴らしいですよね。
私は処女厨と同じ発想の童貞好きなので、初回セックスをとても尊いと思っています。人生の初回セックスも、2人にとっての初回セックスも、等しく尊い。

　とはいえ非童貞を叩く気はなく「そうかこの人にも童貞の時代があったのか」と思うと胸が熱くなる童貞好き穏健派でもあるので、初回セックスの思い出を胸に100回200回その人と回数を重ねることが至上の喜びと考えています。

　よって、初回セックスで気をつけるべきなのは、その素晴らしさを忘れないこと。
結論としては初回で自己ベストを尽くし、なるべく早くその内容をノートに記しましょう。

　初めて晒すあなたの裸体に対し、彼がどんな感想を漏らしたか、どうやって互いの間合いを見極め、どんな言葉を交わしたのか。
それらを記憶することは、人生を彩ることです。

その後マンネリに陥ってもノートを見返せば「これはなかなか…」と当時のときめきを噛み締められるのではないでしょうか。
そうして数々の初回が詰まったそのノートは、死ぬ間際に燃やすか、有料noteで販売するといいと思います。
（石島）

　気をつけるべきは「初回にそれをやると、その後ずっとセックスの時にそれを期待されるのでダルイ」ということ。
であれば、自分がしたくないことをやらなきゃいいだけですよね。

　アナル舐めより上級プレイは話がややこしくなるので置いておくとして、普通のプレイでいうと、真性包茎のフェラはやんわりしないですね…（ほんとにすみません…トラウマが…）正直それ以外はプレイ面で特にやりたくないことはないので、気にしてません。

　ですが、他に何より嫌なのが「毎回自分の家に来られること」です。

「相手が実家や寮住まいの場合、自分が1人暮らしだと知られてしまうと、家に来ようとされるのですが、すっっっっっごく困る。フツーにやばいくらい汚いんですよね〜。

　なのでTinderの相手が寮や実家住まいの場合は、絶対に来ないように、最初会うときは「妹と2人で住んでる！」って言ってホテルに行くように仕向けます。妹いないけど。
（橋本）