あなたの文章を読むと性にオープンで
とても気さくな方なのだなと思いました。
彼の前でもその気さくさや率直さが出ているような気がします。
もちろんそれでも良いのですが、
現状上手くいっていないところを見ると
バリエーションが少ないのかなとも思います。

男性向けのエロ動画のようなシンプルさというのも一つの方法ですが、
世の中にはもう少し内に秘めたエロティシズムやフェティシズム
というものもあります。
ここは誘惑のバリエーションを広げる良い機会だと思って
そういったものにあなたも触れてみる
というのも良いかもしれません。

たとえば官能小説や官能映画で想像力や妄想力を鍛えてみるのは
いかがでしょうか?
Googleで「官能　小説」「官能　映画」と検索すれば
作品はどんどん出てきます。
官能というだけあって、共通して言えるのはエロティシズムというのは視覚や触覚だけではなく五感全体に訴えてくるものだということです。匂いや音など恥ずかしいものの方が
興奮するケースが多いようです。
そういった感じ方を試して楽しんではいかがでしょうか。

性の喜びは突き詰めると脳内の遊びです。
セックスは物理的には粘膜や皮膚への刺激とそれに伴う事象です。
それをどう意味付けするかで快楽や喜びは
生まれて来るのではないでしょうか。

長時間だったり、激しさというのは物理的な刺激にフォーカスが
集中しているように私は思います。
彼の淡泊さを利用して、あなたの刺激に新たな意味付けを加えてみるのも
これから先、体力が衰えた後もセックスを楽しむ時に役立つでしょう。

性の冒険のススメについて、色々と書いてきましたが、
23歳のお嬢さんにけっこう無理な要求をしてしまいました。
今後のご参考程度にお考えください。

もし、いろいろ試行錯誤をしても今彼とのセックスに満足がいかない場合は
別れを選んでも良いと思います。
性生活の不一致というのはそれだけで十分離婚の案件になる事項です。

あなたは高校生の時に成就しなかった恋が叶って
うっかり付き合ってしまったけど、彼は運命の相手では無いのかもしれません。
文章を読んでいてあなたは年上の経験豊かな男性と楽しんだ方が良いと思いました。

いずれにしても仕事ではないので、楽しみながらチャレンジしてみてください。

TEXT／肉乃小路ニクヨ