自分が生きたいように生きる、というのはお子さんがいらしたら限定的になるかもしれません。それでも「いざとなったらシングルマザーでもいける財政にする」という目標なら、夫が何をしようが揺らがずに対応できるはず。大切なのは「どうせ子供がいるからダメ」「もう専業になっちゃったし」と可能性を閉ざす前に少しだけ、『どうすればうまくいくか?』を考えてみることです。

 もし自分が生きたいように生きられるなら、同じように夫の荒唐無稽に見える脱サラ案も「今のままじゃ失敗すると思うけど、どうすればうまくいくと思う?」と実のあるフィードバックができるはず。どうせ「嫁ストップ」で止まるような脱サラは大したプランじゃありません。

あなたが投資家だったとして、思わずうなるような案が出てくるまで思う存分嫁ストップをしてあげましょう。その上で彼が現実的な案を出してくるなら……そのときはあなたこそが、自分をストップせず彼と同じように動き出すときなのかもしれません。

Text/トイアンナ
From/TOFUFU