2018冬季五輪まもなく!女子フィギュアスケートの私なりの楽しみ方

黒い衣装を着た女子フィギュアスケート選手の後姿の画像 Susanne Nilsson

 もう時期冬季五輪が始まりますね。
この前、平昌の聖火リレーを見ていたら、安藤美姫さんと一緒に聖火ランナーを務められたチャン・グン・ソクさんがかなり巨大化していたような。
歳月というものの味わい深さを改めて思い知る私でした。

 私は皆さんが考えているほど文化系の女装ではなく、人並みにスポーツ観戦は好きなんです。
だから意外と熱心に五輪はチェックしています。

 4年前のソチは浅田真央さんのラフマニノフのピアコンで涙しましたし、バンクーバーも浅田真央さんのラフマニノフの鐘で涙しました。
真央さんばっかりじゃねえかという意見もあるでしょう。
そうです。昨年引退を決意されるまで、私はずっと浅田選手を応援していました。
本も買った、DVDも買った、毎試合テレビで観戦し、一緒にジャンプする気持ちで応援していた。
一時期テレビに興味が無くなってずっとテレビ無しの生活を送っていた私がテレビを買ったのも、冬季五輪ですべる真央さんを大画面で応援したかったからです。

私の青春 浅田真央

 現役中はなかなか公に応援できなかったのですが、私は真央さんの男らしさにずっと惚れていました。
皆が安全策を講じる中での、高難度の構成への拘り。
もしかしたらちょっとおかしいのかもしれないと思いながらも、毎シーズン目を離すことはできなかったですし、ノーミスを達成した時の高揚感は半端なものではありませんでした。

 タチアナ・タラソワさんとの組み合わせも最高でした。
タラソワさんの鬼のようなトランジションとステップを真央さんは着実に消化していきました。
残念ながら今の現役選手であの高揚感を超える選手はいません。

 宮原さんも応援していますし、坂本さんも応援しています。
実際に今の選手の方が点数は高いですし、それなりに難しいことをやっているんですが、どうなっちゃうんだろう?というドキドキはありません。
みんなコーチの指導をキッチリ受け入れる良い娘さんで、教える側としては、もしかしたらこっちの方が良いのかもしれません。

 でも、真央さんは自分のポリシーに従ってやりきるということを重要視していて、時にコーチの指示を超えた判断をしてきました。
なんだかたまらんですよね、あんなかわいい娘さんがそんな肝が座っているなんて。
真央さんはシニアデビューの頃からそういった自分の信じた道への拘りを感じました。
武士道などにも通じる独自のスケート道というのが感じられました。