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  • 2017.04.11

格差を肌で感じることはモチベーションになる!海外旅行のススメ

若いころはあこがれてもなかなか行けない海外旅行。しかし、空港の国際ゲートに足を踏み入れるだけで、さまざまな世界を目にすることができるとニクヨさんはいいます。そこにはれっきとした格差が存在していて、はっきりと自分がどんな立場にあるかを感じることができる貴重な現場なのです。

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 私はよく海外旅行に行きます。
といっても小さい頃から行ってたり、若い頃から行っていたわけではありません。
海外旅行に頻繁に行くようになったのは、実は30歳を過ぎてからでした。
何故かというと私は20代の頃は仕事を掛け持ちしたり、あれこれやっていたけどなかなかどれも形にならず、今思えばワーキングプアだったからです。
無駄に忙しくて、余裕もなくて、旅行に目が向かなかったのです。

 20代の私は、アジアのような後進地域にわざわざ行く意味がわからないと思っていました。
ヨーロッパやアメリカもテレビや映画で観てわかったような気でいました。
わざわざ実物を見る意味ってある?と考えていました。
東京は世界の先進都市だから、旅行に行く意味がないと思っていました。

 今思えば、なんと視野の狭い少女だったか。
そんな私が今回、海外旅行の魅力について皆さんに語ってみます。

空港は階級社会の現場

 まず海外旅行に出かける時に国内旅行との違いをハッキリと感じるのは空港です。
国内旅行の空港は言ってもグリーン車と普通車くらいの格差しかないです。
移動距離が短いので、新幹線の旅行と感覚があまり変わりません。
でも、国際線の空港はもっと残酷です。
そこにはれっきとした階級社会があります。
ファーストクラス様、ビジネスクラス様、そしてエコノミークラスの皆さん
と言った形でまず、チェックインから違います。

 そして、お得意様やお金持ちはあからさまに優遇されるのです。
出国手続き、荷物チェック、待機ラウンジ、搭乗手続き、全て違います。
そこはうっかり平凡な日常を送っているとなかなか気付くことのない
経済格差というものをまざまざと見せつけられる現場です。

私はこれだけでも海外旅行をする価値があると思います。

 わざわざお金を払って、現実を見せつけられるなんて!

 と考えるかもしれません。
でも、これは社会を知る大切なレッスンなのです。
色々な経済力の人がいて、クラス(階級)分けされている。
そしてクラスによって扱いが全然違うこと。
それは資本主義という社会を知る上でとても良い経験になります。
早い段階でみんな平等の学級会から飛び出して現実を知った方が、より早く良い大人になれます。

格差の経験を日常に

 この連載を読まれている大部分の方は
格差を見せつけられる側になります。
私もそうです。

 見た上で、色々考えるのです。
自分とあの人達の違いは何か?


 下のクラスだったからといって
自分を卑下する必要はありません。
経済格差は能力差でもありますが、
皆生まれついた環境も違うし、経験してきたことも違います。
だから現状は仕方のないことだと思うのです。
でもそんな時私はそんな時に古代ギリシャのペリクレスが言った下記の言葉を思い出すのです。
どう見られるかなんて相手によって全然違うし、それはコントロールできることじゃないんです。

 "貧しいことは恥ずべきことではない。
しかし、その貧しさから脱しようと努めず、
安住することこそ恥ずべきことである"

 何を豊かさと決めるのは個人の価値観ですが、
クラスの違いを見せつけられて、
自分はこれからどうしたい?
次に来る時はどうしたい?
ということを考えるきっかけにします。

 飛行機に乗って海外に行くという高揚感で
空港では少々多感になります。
そこでいっぱい感じて、考える、
そのことはきっと自分自身への大きなお土産になるでしょう。
人生で大切なのは答え探しではなく、課題が何かを見つけることです。
国際空港にはそのヒントが沢山転がっています。

 海外旅行ノススメと言いつつ
今週は空港の話だけで終わってしまいました。
来週はもっと旅行らしく現地での滞在での気づきについて触れていきます。
ふふふ。


Text/肉乃小路ニクヨ

次回は <「持たない暮らし」の究極は海外にあった!?旅することでわかる文化>です。
日本から出たことがない!パスポートすら持っていない。別にそれで不便はないけれど、気づけば暮らしがルーティンになっていた。そんな日々に活を入れられる海外旅行のススメ第二段!今回は日本と海外の空港で感じる文化の差について語ります。Uberは使えるけどまだまだタクシーより高いこの日本でも「もたない暮らし」は実現できるでしょうか?

ライタープロフィール

肉乃小路ニクヨ
東京の片隅でひっそり生き続けるちょっぴりしょっぱくてサワーなニューレディー。オーバー40歳、崖っぷち女装
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