言葉が運ぶ縁

 汚い言葉を使う人には、不思議と汚い言葉を使う人が寄ってきます。
また先輩にタメ口を使う人は、余程の才能が無い限り先輩に取り立ててもらうことはありません。

 みんながみんな上昇志向を持っているわけではないので、人それぞれでいいと思うのですが、いつまでもタメ口だったり、敬語を使えない人には、若い人か貧しい人、バカな人しか周りに残りません。
これは41年間観察しつづけた真実です。

 賢くて、察しがきいて、楽しくて、素敵な子は、その集団から抜けて、素敵な集団に行ってしまうのです。
愚かな言葉遣いを続けていると、愚かな集団にしか存在できません。 
そこの水が合うならそれで構わないと思いますが、私はスノッブと言われようと、41歳でそういうグループに所属するのは無理です

 店やイベントなどで若い方からタメ口をきかれることがありますが、そういう人は適当にあしらっています。
超美形とか超感じが良いとか、何か汚い言葉遣いを打ち消す素敵さがあれば話は別ですが、たいていの人にはありません。 言ってる私にも当然ありません。だから言葉遣いを学ぶのです。

 振り返ると「慇懃無礼」だとたしなめられたりしながらも反省し、「慇懃」な物言いを学び続けて良かったなと思うのです。
年齢を重ねた際に差が出ますからね。
いつまでも自分が若いと思っているアナタは気をつけた方が良いと思いますよ。
ほほほ。

次回は≪アウティング事件から考える、「孤独」の先にみつけた自分の居場所≫です。

Text/肉乃小路ニクヨ

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