「自分のことをブスだと思いますか?」

前置きが長くなりましたが、せっかくなのでこの機会に「ブス」についてツイッター上でアンケートを取ってみました(※2018年12月8日から10日までの間、にツイッター上のアンケート機能を使って実施)。その結果がこちらです。

なんと10人に約4人は自分をブスだと思っている。もっとも、ブスだと自認しているからといって、それが生きづらさに必ずしも繋がっているわけでもないと思うのですが、このアンケートで引っかかるのが、「思わないけど言われたことがある」が13%もいることです。自分をブスだと「思う」と答えた人の中にも、ブスって言われたことのある人はきっといるわけで、ようするに世の中には人様に向かって!ブスという!人がいる!!!

2回のブス呼ばわり

ちなみに、わたしはどれにあてはまるかというと、「思わないけど言われたことがある」です。記憶にある限り、初めてブスだと言われたのは幼稚園のときです。園庭で女の子たちのスカートをめくっている男子がいたので、めくられないように裾を抑えたところ「お前のなんかめくらねーよ、ブス!」と言われました。それまで自分が「ブス」と言われる存在とは思っていなかったので「えっ、わたし、ブスなの!?」と驚き、落ち込みました。

2度目にブスと言われたのは、小学校低学年の頃でした。ある時期、定規や消しゴム、鉛筆といった小物を頻繁に失くす時期がありました。もともと整理整頓が苦手なタイプだったので、「どっか行っちゃったみたい」と両親に報告しては、「また失くしたの?」と呆れられたり、叱られていたのですが、ある日、音楽の教科書がどうしても見つからないことに気がつきました。

文房具ならば替えがあるけど、教科書ではそうはいかない。仕方なく隣の席の子に見せてもらってその日の授業はやり過ごしたものの、いったいどこへ行ってしまったのだろうと、途方に暮れていました。すると、同じクラスのとある男子が近づいてきて、ニヤニヤと笑いながらこう言ったのです。「お前、音楽の教科書失くしたんだろ」。その瞬間に「こいつが犯人か!」と気がついて、「知ってるなら、返してよ」と詰め寄ったものの「ブスの教科書なんて隠さねーよ」と抜かす。仕方なく先生に訴えたら、学級会で議題にしてくれて、わたしの教科書は無事に掃除用具入れの中から発見されたのでした。