今回のトリは、短歌だけ送ってくださった「たつたあげうさ子」さん

実家から届いた餅を詰まらせて聖夜にひとり思った「生きたい」 (たつたあげうさ子)

 男らしい。「ひとり思った」はあえて言わなくても伝わりそうで、ちょっといじれるかもしれませんが、怨霊はきちんと消化させていると思います。餅はつまらせたけど。

 うさ子さんには、僕の

死んじゃえば今より臭くなるわけで 今よりもてないわけで 生きねば(佐々木あらら)

という短歌を贈ります。僕も生きよう。お餅もあるしね。

来月の募集テーマは「初体験」のエピソード&短歌です

 さて、「クリスマスの恋愛怨霊エピソード&短歌」の募集は今日でおしまい。来週、最後の「クリスマス特集」をやって、来年から新しいテーマに移ります。

 新テーマは、初春ということで「お正月」……ではなく、「『初体験』にまつわる怨霊エピソード&短歌」を募集します。

「初体験」って、期待が高すぎたり、気負ってしまったりして、呪われた思い出となってしまうものですよね。
 どす黒くて、青くさくて、思い出すといまだに赤くなってしまう、「お前、結局何色なんだよ!」っていうエピソード、皆さまもお持ちではないかと思います。

 ササキの初体験は、6つ上のバツイチの女性でした。20年以上前の話なのに思い出すとまだ恥ずかしいな。僕の心の怨霊も、来月からみなさんと一緒に成仏させていきたいと思います。

 あ、初キッスとか、初体験未遂とか、相手が初体験で大変だった話などなどでもOK。

 後悔や怒りや戸惑いが心の中で怨霊になっているような、香ばしいエピソード&短歌ほどササキの大好物です。こちらの投稿フォームから、よろしく。

 多数のご応募、お待ちしております。ではまた。

Text/AM編集部