アルテイシアの恋愛デスマッチ

「母のようになってしまうのでは?」虐待の記憶に苦しむ東大卒女子にカウンセリング②

虐待という辛い経験から、「自分も母と同じことをしてしまうのでは」と家族を持つことに後ろ向きになってしまうMさん。専門のカウンセリングにも通いましたが逆にそれがきっかけで状況は悪化してしまい…。

向き合う二人の男女の足元の画像
by freestocks.org

 東大卒で超有名企業に勤めるMさん(27歳会社員)。
結婚を考えるパートナーがいるものの、母からの虐待の記憶に苦しみ「彼とちゃんと家族になれるのか?」「自分も母のようになってしまうのでは?」という恐怖に怯えるのでした。

※虐待や暴力の話が出てくるので、トラウマのある方はご注意ください

私も人を殴っていいのでは?

その教授のカウンセリングを受けた時に「自傷行為はしてませんか?」と聞かれたんですよ。

マジで?そんなこと聞くの?無神経すぎるやないか。

その言葉を聞いて「その手があったか!」と思ったんです。「そっか、自分を殴ればいいんだ、それなら誰も傷つけないし」って。

キッカケになっちゃったのね。そのことは教授に話した?

はい、そしたら「精神科を紹介するので薬を処方してもらってください」って。

責任放棄やないか(怒)!Mさんの部屋はワンルーム?

ちょっと広めのワンルームです。

じゃあ部屋の真ん中にサンドバッグとか置いて、殴りたい衝動が起こった瞬間、振り向いて殴ろう。オラオラオラーと殴ってるうちに衝動が収まるんじゃないかな。Mさんが自分を殴りたくなるのはどんな時?

やっぱり昔を思い出した時ですね。「母は私を殴ったんだから、私も人を殴っていいのでは?」という思いを抑えられなくなるんです。本当は誰も傷つけたくないのに…(泣)

うんうん、だから自分を殴るんだよね。。

「母が私を殴ったことは受け入れなければならないのに、なぜ私は殴ってはいけないのか?」という矛盾がどうしても理解できなくて。

「受け入れなければ」「許さなければ」という考えをいったん手放して、「許せない」「許したくない」と認める方がいいと思う。そのうえで、自分の感情に注目しよう。 「人を傷つけたくないのに傷つけずにいられないぐらい、私は怒ってるんだ」「そして、そんな状況に困ってるんだ」って。

そう!困ってるんですよ。困っててどうしていいかわからないからカウンセリングに行ったのに、自傷の話をされて「ナイスアイデア!」と思っちゃって。

信頼関係もできてないのに「自傷してませんか?」と聞く時点で、すごいマニュアル通りな感じがする。

そうなんです。相手も仕事なのはわかってるけど、教科書通りで心が感じられないから、こっちも心を開けなくて。その前に受けたカウンセラーたちも「それは辛かったですね」「それは不安ですよね」って…siriに話しかけてるみたいな。

siriの方がまだ気のきいたこと言うわ。傾聴系にしても下手すぎるというか、カウンセラーの当たりも悪かったのかもねえ。

ほんとに…(泣)。カウンセリングに行っても突き放されてる感じがして「これなら行かない方がよかったな」って。

やっぱり「この人ならわかってくれる」という相手に感情を吐き出すことで、少しずつ軽くなると思う。それによって「殴りたい」という衝動も減っていくんじゃないかな。)

そうですね、やっぱり吐き出せる場所がほしいです。彼氏は話を聞いてくれるし、否定するようなことは絶対言わないけど、彼自身は毒親育ちじゃないので…。

「午後ティー混ぜたくなるよな!」みたいな話はできないよね。Mさんは経験者同士で毒親あるあるをワイワイ話し合う方がいいような気がする。

私もそっちの方がいいと思います…。同じ毒親育ちで、感覚を共有できる人と話したいです。

それにカウンセリングで1時間とか話すだけだと足りないというか、日常的に小出しにできる場所があるといいよね。
アルテイシアのサロンではオフ会もするけど、グループのオンライン上でも「親からキモいLINEが来た」「親がゴミを送ってきた」とか、そういうことを書き込んで「わかる!私もこんなLINEが来た」とかトークできればいいなと思って。それでちょっと元気になったり、スッキリ眠れると思うの。

早く、早くオンラインサロンを…!

へい!しばしお待ちくださいね。