男の本質を見極めるには焼肉に行け!東大卒女子に婚活カウンセリング(3)

ニコ動「アルテイシアの相談室」に相談をくれたのをキッカケに、読者のAさんの婚活カウンセリングをしてきました!

Aさん(29歳女性、メーカー勤務)
・婚活歴5年。デートした人数は48人。そのうち3人と付き合ったが、結婚に至らず。
・自称「地味な和風顔で黒髪セミロング、AneCan系の服装、おとなしくて家庭的というイメージを持たれがち」
・結婚相手に求める3条件は「心身ともに健康」「男尊女卑じゃない」「本音で話せる」。

Aさんの前回前々回のカウンセリングも併せてどうぞ!

彼氏ができるたびNGが増えていく

オクテ女子のための恋愛基礎講座 アルテイシア porschelinn

A:大学時代の彼はメンヘラ気味だったので「心身ともに健康じゃないと無理」と思って。
次の彼は本音を話さない人だったので「本音で話せないと無理」と思って。
その次の彼は「共稼ぎでも家事育児は女がやれ」みたいな人だったので「男尊女卑は絶対無理」と思って。

アル:去年付き合った彼氏は?

A:最初はピッタリだと思ったんです。
研究者だったんですけど「結婚したら名字はどうする?」ぐらい言ってくれる人で、全く男尊女卑じゃなくて。
でも「研究が大事、恋愛は息抜き程度でいい、面倒くさいことはしたくない」という人で、デートや旅行の手配も全部押しつけられて。

アル:それは一生やっていけないよね。男尊女卑じゃなくても「家事育児はキミがやってよ」になりそう。

A:そうなんです!「僕は研究が大事だから、家のことは全部やってよ」になりそうでした。あと「愚痴も聞きたくない」と言われました。

アル:その彼はAさんが求める“共に戦うパートナー”にはなれないと思うなあ。

A:ただ彼氏と別れるたびに「これは無理」ってNGポイントが増えていって、どんどんハードルが高くなる気がして。

アル:いや、それは経験から学んでるってことだよ。
なぜ別れたのか?何が合わなかったのか?と考えることが重要で、「男運がない」「自分はダメだ」と思考停止するのがダメだから。

あと「これが好き」以上に「これはイヤ、無理」というポイントがわかってないと選べない。
婚活で「みんないい人なの」と言う女子は性格良さそうだけど(笑)、1人に絞れないんだよ。むしろ「こういう男は嫌い、無理!」とキッパリ言う子の方が、マッチングする相手を選んでる。

A:たしかに…NGが増えるのは悪いことじゃなく、それを把握するのが大事なんですね。

アル:「こだわるから結婚できない」と言われるけど、こだわり=悪じゃない。一生暮らすパートナーなんだから、こだわって当然だし。大事なのは「そのこだわりは本当に必要なのか?」と考えること。

「結婚には妥協が必要ですか?」と聞かれるけど、相手に妥協するんじゃなく、“自分”は何を譲れて何を譲れないのか?を整理する必要がある。

A:そのために『10枚のカード』で、譲れない3条件を考えるのが効果的ですよね。

アル:ただし「縛られすぎない」ことも大事なんだよね。
家探しでも「絶対に駅近がいい」と言ってても、駅から15分の物件を見て「緑も多いし静かだし、ここに住みたい」と決める人も多い。パートナー探しも「譲れないと思ってたけど、実はそうでもなかった」って場合もあるから。

A:実際に物件を見たから「緑も多いし静かだしいいな」と気づけたわけで、「○○じゃなきゃ無理」と縛られすぎると、チャンスを狭めてしまいますね。

アル:あと「○○じゃなきゃ無理」と縛られると、他のいい部分を見られなくなる。条件や優先順位を考えつつも「相手のいい部分を見つけよう」って姿勢で臨むのがいいよ。