男の本音を見抜くコツ
アル:私は夫と婚活じゃなくバーで出会ったから、気軽に「飲みに行こうぜ」と誘って、何度も会ううちに魅力に気づけた。
推測するに、Aさんは見切りが早いんじゃないかい?
A:それは本当にそうです。自分でも悩んでるんですけど、一回会ってちょっと気になる点があると「ダメだ」と思って連絡しないとか。
特にアルさんのコラムに出会う前は“ほどじゃない女”だったので。「もう一回連絡するほどじゃないな」と思って、よっぽどいいと思う人としか続けなかったです。
アル:初対面でよっぽどいいと思う人なんて、めったにいないもんね。初対面で気になる点って、たとえば?
A:たとえば、男尊女卑的な発言とか。「本当に結婚しても働きたいですか?でも両立って大変ですよね」って言われたり。
アル:「キミが同じこと言われたらどう思うか?」と返してしまうな。
A:新刊の「10枚のカードを使って、絶対に譲れない3条件を整理する方法」をやってみたんですよ。すると「心身ともに健康」「男尊女卑じゃない」「本音で話せる」という3条件になりました。
アル:でも初対面はなかなか本音で話せないよね。特に婚活は就活と同じで、自己アピールするから。「子ども好きです!家事育児します!」ってウソでも言うよね。
A:どうすれば本音を見抜けるでしょう?
アル:男性育休や保育園問題やマタハラの話題をふってみたら、その受け答えで本音が垣間見えると思う。
婚活以外の場のメリットって、素の人間性を見られること。バーとかだと酒も入ってて本音が出やすいし、自分以外の人との接し方や会話も観察できるし。
あと就活でもデキる面接官は、言葉じゃなく事実(=実際に行動してきたこと)で判断するんだよ。
婚活も同じく、言葉じゃなく行動で判断すべき。「パートナーを支えたいです!」とか言葉でいくらでも言えるけど、いざ面倒臭くなると逃げる男も多いし。
たとえば「仕事で落ち込んでて」と言った時に、ちゃんと話を聞いてくれるとか、「電話しようか?」と労わってくれるとか、行動で見極めた方がいい。
A:そこはすごく大事ですね。しんどい時に話を聞いてくれるのは、譲れないポイントかも。
アル:じゃないと結婚なんてできないよ。
私は結婚11年目だけど、その間に母の入院や死だったり老猫の介護だったり、そういうのを夫と乗り越えることで、タッグパートナーとしてのコンビ愛が深まっていった。
A:私もそういうのが本当に理想です。
アル:ただ最初の段階でその愛はないよね、だって一緒に戦ってないから。年月の積み重ねで育まれたものだから。
A:「この人だったらコンビ愛を育める」と思える人を探すことですね。
それには、コラムにもあったように『こちらが弱ってる時の対応で、相手の本質がわかる』んでしょうね。
ひとまず、見切りが早すぎるのを反省して「3回ルール」を実践します。
アル:見た目と中身だと、どっちで切るのが多かった?
A:中身ですね。見た目は生理的に無理じゃなければいいです。
アル:生理的に無理なのって?
A:野田佳彦元総理とか。
アル:ピンな答えだな(笑)。四頭身だから?
A:いや、頭身よりも顔ですね(笑)。
…あの、私と会ってみて、見た目や話し方とか、どこを変えるべきだと思いましたか?ぜひズケズケと意見をください。
―そんなわけで次回、ズケズケと意見しまーす!
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Text/アルテイシア