【第28回】マッチングは努力よりも確率
アルテイシア(以下、アル):このたび『ゼロから始めるオクテ男子愛され講座』を出しました。彼氏いない歴=年齢のオクテ女子にも参考になる本だと思います。
オクテな男女には共通点があるんですよ。「ステレオタイプな異性像に縛られている」とか。
異性と接点が少ないと「男も女も人それぞれ」って実感に欠けるんですよね。だから、男子だと「女はみんなイケメン好きで、オシャレなデートを求めるものだ」と信じていたり。
AM:女がみんなそうじゃないですもんね。
アル:あとリアルで接点がないと、情報がアップデートされないから「昔ながらの異性像」のままなんです。「男というものは、清楚でコンサバで控えめで家庭的な女を求めるものだ」とか。
でも現実を見ると、昔ながらの“いいお嫁さんタイプ”とは真逆の女子がモテてたりする。
今の2~30代の男子は「自分がリードしたい」と思ってないから、「三歩下がってタイプより、対等に付き合える子がいい」「ちゃんと仕事してる子がいい」って意見が多い。
それなのに「いいお嫁さんタイプになれない自分はダメだ」とコンプレックスをこじらせて、自縄自縛になってる人が多いと思う。
実際、女子校の同窓会に行くと、いいお嫁さんタイプが独身で、昔遊んでた子は結婚してるんですよ。後者はみずから男を狩れる人達だから。
肉食系にならなくていいけど、自分からご飯に誘うぐらいはした方がいい。女から誘われて嫌がる男はめったにいないしね。
女子は努力家で、自分磨きが好きでしょ?だから「料理を習う」「エステに通う」とかしがちけど、それよりも出会いを増やして、どんどん声をかけた方がいい。
マッチングって努力よりも確率だから。一番クジでも、いっぱい買う人が欲しいグッズを手に入れるでしょ?
それと同じで、確率を上げるには会う人数を増やすこと。占いや神社に行くのではなく。
AM:男のいる場所に行かないと始まらないですもんね(笑)。
アル:まあ、それが面倒くさい気持ちもわかるけど。男もグッズみたいに、交換したりオークションで買えるといいのにね(笑)。