年収800万円以上の未婚男性は100人に1人…落とせる自信はありますか?

 しかし、当の専業主婦希望女性たちは、彼女たちが憧れるステイタス的な専業主婦像を手に入れることができるのか、それは甚だ疑問です。
ちょっと甘いかもよ? と脅しをかけるようですが、別のデータを見てみましょう。

 明治安田生活福祉研究所が2010年に「生活福祉研究」号の中で発表した「結婚に関する調査」によると、女性が結婚相手に望む年収は上位から「400万円以上」(34.6%)、「600万円以上」(22.4%)、「200万円以上」(11.7%)、「800万円以上」(7.1%)でした。
不景気な世の中ということもあって、多少の遠慮が含まれているのを感じます。

 しかし、実際の未婚男性の年収はというと「200万円未満」(38.6%)、「200万円〜400万円」(36.3%)、「400万円以上」(19.4%)との結果に。ちなみに女性に人気の高い「600万円以上」を稼ぐ男性は未婚男性の4.0%、「800万円以上」を稼ぐ男性にいたってはわずか1.0%としかいません。
なかなかシビアな現実が待ち受けています。

 悠々自適な生活を送る「勝ち組系専業主婦」になろうとすると、最低でも「年収800万円以上の未婚男性」に狙いを定めなくてはなりません。
この条件を満たす未婚男性は「100人に1人」という恐ろしく高い競争率になっています。
厳しいようですが、果たしてこの戦いを勝ち抜くことができるスペック、ほかの女性との明らかな差分を自分は持っているか、客観的に考えてみる必要があります。