本当の意味でふたりの関係性をスタートさせよう

それは「男がもう一度会いたいと思う女になろう」です。
これは偽善者トークじゃない。

ボーナスポイントがなくなっても魅力がある人には自然とまた会いたくなるんですよ。
前回の記事【最初の夜でガッカリされる女の子たちがいる】で言うところの「一夜の思い出すべてが素敵、楽しかった人」には自分からまた声をかける。

振り返ってみてほしいんです。
デートで相手の男は楽しんでいたか? 自分を楽しませてくれるかだけを見てなかったでしょうか?
仕事で疲れている様子だったら気遣ってあげられたか? 自分が癒されるだけで満足してなかったですか?

これは女性としてではなく、人としての魅力と同じ話だと思うんですよ。

恋愛に直結したことで言えば、時間が空いたときにふと思い出してもらえるような存在になれたでしょうか?
もっと言えば時間を割いて会いたいと思ってもらえる存在になれたでしょうか?
そう思わせる振る舞いをあなたはできたでしょうか?

その視点を抜きにはふたりの関係性は本当の意味でスタートしないと俺は思うんですよ。
このことはセックスのタイミングとまったくもって無関係です。

峰なゆかさんが【付き合う前にセックスはしていいの?/峰なゆかインタビュー(1)】言っていたように付き合えない人は付き合えないし、付き合える人は、いつやっても付き合えるから。

連載の最初のほうで書いたように、こういう考えを無視したモテテク・女子トークで出てくる小細工はほとんどゴミクズだと俺は思う。
たしかに男はヤりたいだけのバカな部分もある。
でも、だからこそ、それを踏まえた振る舞いで女としての魅力を出していけば良いじゃないですか。
さっき挙げた標準スペックは自分で磨いていくことで光っていくものが本当に多いと思うんですよ。

最後に。
女グセの悪い男もたしかに存在します。
だけど、そんな彼らも魅力的な女の子を見つけたときに、自分のものにしたいって気持ちは絶対に持ってる。
セックスという魅力、ヤりたい好奇心が満たされても、また会いたいと思えば関係は継続しようとします。
そして「本命にしたい」と思えば、「都合のいい女フォルダ」に入れたりは絶対しない。

付き合っていない関係でセックスすることの是非。
それは人それぞれの価値観があるかもしれない。
けれど、恋愛関係の根本は「純粋に一緒にいたいという気持ち」と「この人を自分だけのものにしたい」って気持ちじゃないですか。
自分にとってのそういう人を純粋に見つめようとしてみる。
相手にとって自分がそういう存在でいれるようにつとめてみる。
その心の持ちようがあれば、ヤリ捨てを気にしていたことがバカらしくなる自分になれると思うんですよね。

Text/ファーレンハイト
初出:2013.10.24