港町でのワンナイトにはコツがある。元海上自衛官のエロ話/中川淳一郎

男性の中には飲み会の席で性に関する武勇伝を話す人が時々いる。その場にいる人間が全員年下であればなおのこと。最近飲んだ福岡県の70代男性・川島さんは「ニノミヤさん、アンタどっかで記事にしたらどうよ!」と言ったので、同氏が酔っ払ってニコニコしながら話したことを書いてみる。

川島さんは海上自衛隊出身。各種任務を海上で行ったら全国各地の港に停泊。その間に色々とエロいことをしてきたのだという。いかんせん1970年代後半~1980年代中盤の話のため、今の時代にそぐわないことも多いし、今の海自がこのような状況ではないだろうが、あの時代を嬉しそうに語る男の話を紹介する。

船内では「突撃一番」を買う

ワシはエロい話やったら多数できるバイ。ワシのエロ話を聞くのは課金制やけんな、ガハハハハ。さわりから入っていくか。ワシが船に乗っていたときは艦艇の護衛などに始まり、国の防衛を各種担っておった。そりゃー、国のために尽くす気持ちは強かった。

そんなストレスも緊張感もある仕事やけん、港に着くとホッとしたもんじゃ。そこから先の船内は3交代制になる。つまり、数日間停泊する場合、8時間の勤務時間以外の16時間は外に出ても構わないのじゃ。そこで何をするかは分かるよなヘ~ヘッヘッ。

――な、なにをするのでしょうか!

そげなことも知らんのか! 喝だ! 若い男がやることといえばただ一つじゃ。まずは船内の売店で「突撃一番」を買うんじゃ! ニノミヤさんはコレが何か分かるか?

――(確か海軍の歴史で聞いたことがあるな……)もしかしてコンドームですか?

よぉ、知っておるのぉ。その通りじゃ。元々旧日本軍では性病感染が絶対に許されないことだったから、その流れを海自も引き継いだんやろな。隊員全裸になる風呂でうつってしまうこともあるかもしれん、みたいなことから性病蔓延についてはかなりケアしておったな。やけん、突撃一番の厚さは0.3mmじゃ。今は0.03mmってのがあるんやろ? ワシらが使ったのはその10倍の厚さや。指サックと変わらんって!

でものぉ、突撃一番を買うた数は経理担当にはバレておるんじゃ。買ったものは給料から天引きされるからな、ガハハハハ。そして、当時の不文律としては、希望する上官がすべて買うてから下級士官は買うことができた。だから時々下級士官は買えないこともあったけん、当然遊びもできんわな。当時、そこかしこにコンビニがあるワケでもないから、突撃一番はなかなか買えん。