愛される女は図々しく、すぐキレる

AM編集部

他に自信を感じさせる要素や行動はありましたか?例えばすごく美人だとか……

中川

特別美人という訳ではなかったです。ただ、すごく図々しかったですね。
彼女にとって当時の僕はクライアントなんですよ。その僕にグイグイくるのもそうなんだけど、地方出張を一緒にした際、必要な資料を全部忘れるという大失敗もかましていて(笑)

彼女の上司に電話して、当時の最寄りの支社に印刷手配を急遽お願いして……なんとかフォローしたんですが、当の彼女は「わーん、なんとかなったあ〜」「飲みに行こ〜」みたいな調子で。まあ、そこからの帰りの新幹線で手を握ってくる流れだったんだけど。
図々しいし、男に弱みも見せまくるんですよね。

AM編集部

「モテる女の魅力」をAMサロンイベントで語る中川淳一郎
中川

でも、それで好きになっちゃうんですよ。
あと、ちょっと粗末にされたと思うとすぐキレる。

AM編集部

すぐにキレる!

中川

例えば一緒に泊まっていた時。
朝5時に仕事でどうしても早く出なければいけない流れになって、ごめん仕事だからと言ったら、

「何それ!○○さん(仕事相手)大嫌い!ケロちゃん(中川さんの愛称)もやだ!」
とブチギレ。

でも、この「キレ芸」が女性にとってすごく重要で、キレるたびに好きになってしまうんですよ。

AM編集部

寂しくてもつい「頑張って」と理解のある風を装ってしまう女性が多そうですが、逆にキレ芸が重要。。。それは知りませんでした。

中川

そう。女はキレろ。これは今日のテーマの1つだと思っています。

女性は「自分のセックスにとんでもない価値がある」と思って

「モテる女の魅力」をAMサロンイベントで語る中川淳一郎
中川

なぜキレ芸が大事かの前提として念押しするんですが、6割の男は女性を性的な目でしか見てない。

運転免許の更新に行っても女性のことばっかり見ているし、電車に乗っても『ウホッ、いい女』なんてことばかり考えている。

そんなバカな男がうじゃうじゃしている。
だから女性は、自分のセックスはとんでもない武器になると認識して、いかにやらせないか、価値をあげるかに邁進したほうがいい。

AM編集部

鈴木涼美さんとの対談でもそうおっしゃってましたね。
でも女性は、それを完全には信じられないんです。
だから男性の行動を「何を考えているのかなあ」といちいち深読みしてしまう。

中川

いや、断言します。6割の男は女性を性的な目でしか見てないです。

それに男は、風俗でも6万とか10万とかの大金を全然払う。
金額はあくまで価値の例えですが、それくらい女性の体には価値があると自信をもってほしい。

6割の男はそのことしか考えてない。20代〜30代のうちは特にそれが顕著ですね。
そんなバカに対して、皆さんはきっと優しくしすぎなんです。

後半のレポートでは、「女はキレることで男から愛される」その事例や男の心理に迫ります。

後編は<女は男にキレるほどモテる。なぜ?中川淳一郎イベントレポ>です。
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