あざとい女性はなぜモテるの？田中みな実に見る「類い稀なる才女ぶり」

ミカコちゃん:「ねぇねぇイシジマ、AMの男性読者様の中で一番、あざとい女性を好むのは誰？」
担当編集I嬢:「あざとい技を自分に使ってくれるのは嬉しいですよね」

AMは女性向けメディアですが、読者様の中には男性も存在すると伺っております。そして男性はたいてい「あざとい女性」が好きです。ミカコちゃんの中でその確信が生まれたのは、男友達との「焼き鳥盛り合わせ論議」がキッカケでした。

宴席での定番と言えば「焼き鳥盛り合わせ」ですが……。ミカコちゃんの中で「あざとい女性」は、焼き鳥を皆でシェアできるよう、それらの串を甲斐甲斐しく取り外すようなタイプです。「焼き鳥は串から食べるのが1番美味い！」と主張するミカコちゃんに対し、男友達は皆、口を揃えます。「だからミカコはモテないんだよ！」と。

「焼き鳥の串取り外し女は、男ウケを狙ってやっているのだ」と言い返したところ、これまた口を揃えて「そんなことはわかっている！」ですって。つまり男性は、「あざとい女性」が男ウケを狙っていることを承知のうえで、鼻の下を伸ばしているのです。「焼き鳥は串から食べるのが……」などと主張するミカコちゃんタイプの女性よりも、よっぽど好感度が高いのです。

言われてみれば確かにそうかもしれませんね。例えばSNSへの晩ご飯投稿1つ取ったって、「あざとい女性」の手作りオムライス画像と、「あざとくない女性」のコンビニ弁当画像を比べると……誰がどう考えても前者の圧倒的勝利でしょう。

ほか、常時上目遣いであったり、ちょっと前に流行ったアヒル口であったり、ペットボトルのフタが開けられない発言等々、「あざとい女性」はとにかくモテます。ミカコちゃんの場合、持病のリウマチが影響してペットボトルのフタを開けられないときがガチであるんですけど、「あざとい女性」はいちいち「持病のリウマチで手がこわばって……」なんて婆ちゃんみたいな発言はしないのでしょうね。あくまでも、か弱いから開けられないことにしておくのでしょう。