甘えたい時のサイン
男の人に甘えたい時のサインの出し方はいろいろあるけれど、
ちょっとした悩み相談というのもサインの一つかと思います。
仕事が大変だとか、家族と喧嘩しているとか、
そういう時に彼に求めているのは
優しい言葉であって解決法ではありません。
そんなことは男女間コミュニケーションの基本であり、
恋愛偏差値30レベルの男子ですらマスターしているものだとばかり
思っていたのですが、解決法を提案してくる人が未だにいるからびっくりします。
「じゃあ、仕事の内容を書きだして、見直してみようよ」とか
「親っていうのはさ……」とか、説教モードになってくる人が
心の底から憎たらしい。
まずは「大変だね」。
そして、「そんな大変な時に、会う時間作ってくれてありがとう」。
この1セットで全ての女子は上機嫌になるのに、
なんでわざわざ気に障ることを言ってくるんだろう。
こっちが甘えモードなのに、説教モードになるとか、
とんだすれ違いだよ。乙女心の基本のキからわかってないよ。
女子は、男子の話を聞くために会っているわけではなく、
自分の話を聞いてほしいから会っているんです。
そこをはき違えないでほしい。
それに輪をかけてムカつくのが、
悩み相談をしているにも関わらず
「俺のほうが大変」アピールをかぶせてくる
どうしようもないやつです。
とある時、仕事関係のだいぶ年上の男の人に飲みに誘われまして、
早く帰りたかったので「最近忙しくて睡眠不足です」的なことを言ったら
「いやいやいや!俺のほうが忙しいよー。
この間もクライアントでこんなトラブルがあってさ、ペラペラペラ。
一か月に5回も地方出張なおかげで、全然休む暇もなくて、ベラベラベラ」
と謎に張り合われました。
年上でしかも男なんだから、まずは年下女子の話を最後まで聞こうよ。
なんで同じ土俵で話すんだよ…。
そういう自分本位で思いやりが無いところが嫌いなんだけどな。
幼稚な彼に嫌気がほとほとさしている私に向かって
「どうだ。この忙しさをこなす俺、すごいだろう」ばりのドヤ顔で
「今夜どう?」的なお誘いがきた。土に還れ。
モテない男は全ての主語が「俺」です。
せっかくの女子のサインを全て俺ベースで返す必殺オレオレ男。
彼らは「先生あのね」の時代から進化していません。
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