自分を責める女性は口癖を「知るかバカ」にしよう・33歳編集者(2)/ジェーン・スーの相談室

 ラジオやテレビ、コラムニストとして活躍し、ブログ「ジェーン・スーは日本人です。」で話題のジェーン・スーさんに AM読者の悩みをとことん聞いていただきました!

 過去の記事はコチラから。

前編までのお話

 スカイプでの相談のやりとりをお送りしてきた本連載初の対面相談。
明るく朗らかな第一印象の真由美さんが、見た目からは想像できないような悩みを打ち明けました。

【前編】好きな人には振られ、好かれた人とも上手くいかない

真由美さん(33歳・編集者)の悩み(後編)
「仕事は大丈夫でも、恋愛になると自信がなくなる」

ジェーン・スー Joe St.Pierre

ジェーン・スー(以下、J):仕事とか勉強はちゃんとできている気がするので、女としての自信がない感じですよね。

真由美さん(以下、真):そうですね。高校生の頃、今より10キロくらい太っていたので、私は見た目じゃなくてキャラで勝負!って決めていたので、そこで歪んでしまったのかもしれない。

J:女性性が背負えなかったんでしょうね。

真:そうかも。そのときに、女の子としてかわいいって思うものが、まったく似合わない自分がいたので。

J:それは自分で決め付けてるだけだと思いますけどね。

真:そうですか?

J:あつかましい女は、太ってようが、痩せていようが、ぶさいくだろうが、「かわいいー!」って言って身につけますからね。

真:ピンクとかも一個も持っていなくて。そのすごいひねくれた感情を抱えたまま大学生になったので、ほかの人が楽しそうに恋愛とかしていると、「みんな死ね」って思っていましたね(笑)。

J:今でもスカートをはくのは抵抗があるんですか?

真:そのころと比べるとすごくよくなった気がします。

J:じゃあ、その辺はだんだん大丈夫になりそうですね。