お酒と料理と食べ歩きをこよなく愛する、食ブロガーのツレヅレハナコさん。
彼女が紹介した「桃モッツァレラ(内田真美さんのレシピ)」や「味噌バター白菜鍋(重信初江さんのレシピ)」は、ネットで大きな話題となりました。
そんなハナコさんが、夜遅く帰ってきて一杯やりたいとき、一人でもすぐに作れるとっておきのおつまみと常備菜のレシピを教えてくれる連載です。
庶民のための頼もしい常備食材、その名は油揚げ
ひとり暮らしの冷蔵庫。
それは、自分の好きな食材しか入っていないフリーダム空間!
……が、同時に「買い物に行かねば、すぐ空っぽになる」箱でもあります。
ちょっと仕事が忙しかったりすると、「冷蔵庫に調味料と酒しかない」という悲惨な状態に……。
そこでオススメしたいのが、家飲みのための「常備食材」。日持ちがして、アレンジが効く食材が家にあれば、買い物なしで家に帰ってもササッとつまみがつくれます。
もちろん缶詰などもいいのですが、私のオススメは油揚げ!この子は使えるやつですよー。
煮て良し、焼いて良しなうえに、コンビニでもお手頃に買える庶民の味方。冷蔵では日持ちしませんが、袋ごと冷凍すれば3週間くらいは大丈夫です。
細切りにして、めんつゆで煮るだけでも立派なつまみ。長ねぎを刻んで入れたり、卵を落とせばボリュームもUPします(仕上げに七味か山椒をパラッとね!)。
もう少しがんばれるなら、ぜひ「油揚げの玉ねぎ詰め」をつくりましょう。玉ねぎを薄切りにしてごま油をまぶし、半分に切って口を広げた油揚げに詰め、ようじで口を閉じてトースターで焼くだけ(フライパンでもOK)。
じっくり焼くことで玉ねぎの甘みが引き出され、サクサク香ばしい油揚げとのベストコンビっぷりを発揮してくれます。からし醤油で食べると、ビールが進みすぎ~!
油揚げも玉ねぎも常備しやすい食材なので、ぜひ「家に何もない!」というときこそつくってみてくださいね。
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