バターとのベストタッグでカリカリほくほく「じゃがいものガレット」

お酒と料理と食べ歩きをこよなく愛する、食ブロガーのツレヅレハナコさん。
彼女が紹介した「桃モッツァレラ(内田真美さんのレシピ)」や「味噌バター白菜鍋(重信初江さんのレシピ)」は、ネットで大きな話題となりました。
そんなハナコさんが、夜遅く帰ってきて一杯やりたいとき、一人でもすぐに作れるとっておきのおつまみと常備菜のレシピを教えてくれる連載です。

バターは小分け冷凍&じゃがいもはスライサーで超簡単!

ツレヅレハナコの一人呑み晩酌カンタンじゃがいものガレットおつまみレシピ ツレヅレハナコ

「バターを冷凍保存する」と聞いたときは、目からウロコだった。
私にとってバターとは、「かたまりで買っては余らせる」もので
(最近は小分けになってるものとかもありますけど)、
「1回分ずつ切って並べてラップで包み、密閉袋に入れて冷凍しておくと、
いちいち切らずに使える&鮮度が落ちない」ってなるほどーーー!

ツレヅレハナコの一人呑み晩酌カンタンじゃがいものガレットおつまみレシピ ツレヅレハナコ

バターのエラさは、少量入れることでぐっとおいしくなるところ。
ただの野菜も肉も魚も、一気に「お店みたいな味」になるんですよね。
だから、シンプルな料理ほどバター先輩のすごさがわかるのですが、
毎回すごいなと思うのは「じゃがいも」とのベストタッグ!!!
そのへんに転がってる芋と冷凍庫のバターだけであのおいしさ……神!

前置きが長くなりましたが、そんなわけで今回は「じゃがいものガレット」。
シンプルなお焼きのようなもので、材料は、じゃがいも・バター・塩。
マジで以上。
フランスのお惣菜としてはド定番ですが、
日本でのひとり呑みつまみの相手としても最強メンツのひとつかと思います。

千切りスライサーを使えば、包丁さえいらない。
フライパンにバターを溶かし、千切りにしたじゃがいもをザーッと並べ、
さわらず動かさずにじっくり両面焼くだけ。最後に塩をパラリ。
じゃがいもを水でさらさず焼くことで、でんぷんがつなぎになり、
いい感じのお焼き的なつまみになるんですよね。

それにしても、以前ご紹介した「ドフィノア」もだけど、
フランス人の芋使いのすごさたるや……芋の達人!
焼きたてのカリカリほくほくがあれば、これだけで大満足!
もちろん白ワインでも、冷えたビールでもよく合いますよ~。