夏野菜の甘みを天ぷら粉がふわっとカリッと包み込む「とうもろこしと枝豆のおやき」

 お酒と料理と食べ歩きをこよなく愛する、食ブロガーのツレヅレハナコさん。
これまでにお店や料理研究家から教わってきたレシピは数知れず。彼女が紹介した「桃モッツァレラ(内田真美さんのレシピ)」や「味噌バター白菜鍋(重信初江さんのレシピ)」は、ネットで大きな話題となりました。
そんなハナコさんが『SOLO』のために、夜遅く帰ってきて一杯やりたいとき、一人でもすぐに作れるおつまみと常備菜のレシピを教えてくれる連載です。

ツレヅレハナコ ひとり呑み 晩酌カンタンレシピ©ツレヅレハナコ

天ぷら粉で揚げ焼きの食感が格段にアップ!

 ひとり暮らしの家で揚げ物……。
うーん、なかなかやらないですよね。
揚げ物ばかり食べられない、揚げ油の処理が面倒、ガス台が汚れる、上手に揚がらない……などなど。
わかります。私もホムパでもしない限り「揚げ物」はしません。

 でもね、うちには「天ぷら粉」が欠かせないのです!
揚げ物はもちろん、揚げ物以外にも大活躍のすばらしい発明品。
開発者の方にノーベル賞をあげたいわー(本気)。

 天ぷら粉とは、小麦粉にベーキングパウダーなどが混ぜられた粉。
適当に水で溶き、食材をまとわせて揚げれば、誰でもカリッとふわっとした天ぷらを揚げることができます。超すごい。

 子どもの頃に死ぬほど読んで洗脳された漫画『美味しんぼ』には、「粉に氷水、卵を入れ、グルテンが出ないよう混ぜるのが職人のワザ」とか、しつこく書いてあったのに……。
初めてこの魔法の粉を使ったときは、自分の腕が上がったと勘違いしたものです。

 実際、「昼の冷たいそうめん+冷蔵庫で余ってる野菜を適当に揚げた天ぷら」は、個人的「家で食べる醍醐味メニューベスト10」に入りますが、つまみでオススメしたいのは、天ぷら粉でつくる「おやき」。
特に今なら、旬の枝豆やとうもろこしを天ぷら粉でまとめ、オリーブオイルで揚げ焼きにするだけでサイコーです。

 衣に包まれて加熱した夏野菜は甘みが倍増(もちろん他の野菜でもOK)。
たっぷりの油がなくても、衣はふわっとカリカリ……天ぷら粉の懐の深さったら……!
ちなみに、ささみや竹輪なんかも、同じ方法で焼くだけでワンランク上の仕上りに。
ぜひ日本人の開発力を噛みしめながら、天ぷら粉を活用しましょう!