まるで宮殿のような美しい純喫茶「王朝喫茶 寛山」でアナログなひとときを

「月刊FU」編集部からのお誘いで実現した、初めての福井上陸。長年恋い焦がれた純喫茶「王朝喫茶 寛山」を訪れることができました。

 夏の面影もすっかり消え去り、特に朝晩は秋の気配が濃厚となったこの頃ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか? 私は季節を問わず、純喫茶を巡って寛ぐ日々です。

 さて、皆さんは「テクノロジー疲れ」はしていませんか? というのは、先日出演させて頂いたラジオ番組(J-WAVE『TOPPAN FUTURISM』ナビゲーター:小川和也さん、相楽樹さん)で話題になったことから、様々な技術が進歩して生活に根付いて便利になったと同時に、それらから離れるアナログな時間が少なくなっていることについてじっくり考える機会となりました。
テクノロジーの進歩は決して悪いことではなく、恩恵を受けていることのほうが多いのもたしかです。例えば、こうやって素敵な純喫茶を気軽に紹介できるようになったこともそうです。

 しかし、たまには携帯電話を開くことなく、のんびりとした時間を過ごしたいもの。
今回は、そんな時におすすめの純喫茶を紹介します。

ずっと恋い焦がれていた「王朝喫茶 寛山」

 それは福井県の福井駅から徒歩数分にある「王朝喫茶 寛山」。以前からその存在は知っていたのですが、「いつか訪れてみたい」と恋い焦がれたまま早数年。ようやく訪れるきっかけとなったのが、福井新聞社が発行している「月刊FU」編集部から頂いた1通のメールでした。

 「誌面で福井市内にあるいくつかの純喫茶を一緒に巡ってほしい」というありがたいお誘いを受けて、初めての福井訪問。駅前にはまるで本物そっくりな恐竜たちが唸り声をあげるオブジェが並び(といってもあくまで想像の中ですが)、路面電車が走る街並みはすぐ好きになるのに十分すぎるほど、素敵な光景でした。

 そして、お目当てだった「寛山」に繋がる地下階段の入口には、「王朝喫茶」という気になる文字が。

福井の純喫茶「王朝喫茶 寛山」

 コトバンクによると「王朝」とは「武家時代に対して、天皇を中心とする政治が行われた時代。奈良時代と平安時代をいうが、平安時代だけをさすこともある」とのこと。

 「王朝喫茶」のはっきりとしたイメージを掴めないまま、地下へ。