ハラスメント乱立時代が到来 その仕事観、もう時代遅れかも?

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先週に引き続き、ドラマ『エイジハラスメント』を見た余波で書きます。
ちょっと昔まではセクハラだけだったのに、気がつくとパワハラ、モラハラ、マタハラ、パタハラ、マリハラ、そしてエイハラと、ハラスメント問題も多様になってきました。

先進的な企業ほど、ハラスメントを恐れて厳しく対応しています。
その理由は、企業の最優先事項が金儲けではなくなったから、だと思います。
企業の社会的責任とでもいうのでしょうか、そういったものが優先される時代です。
対応を誤ると自社製品のボイコットにあったりして簡単に業績が傾きますからね。
ニューレディーの私がなんとかこの歳までお勤めできたのも、社会の人権意識が高くなって、独り者でも働き易い環境が整ってきたからだと思います。

その反面、企業の社会的責任が企業の活力を奪うということも指摘されています。
また、企業内のシステムが整っていないために産休や育児、介護の権利を行使して人が抜けると人手不足となり、会社や同僚に負担がかかるということもあります。

今は過渡期なんですね。