ひとり純喫茶

“分厚い”ホットケーキ目指して訪れる人が後を絶たない純喫茶「ピノキオ」

閑静な住宅街にある「ピノキオ」には、絶対見つけたくなる理由があります。

 真夏のように暑い日が戻ったかと思えば、一気に涼しくなってきましたが、皆さま体調を崩されてはいませんでしょうか? いよいよ本格的な秋がやってきて、行楽には良い気候となりますね。

 私にとって、純喫茶巡りと同じくらい好きなのは、知らない街を散策することです。暇さえあれば路線図を眺めて、まだ見ぬ路地に思いを馳せることも。

 ところで、皆さんは東武鉄道東上本線の大山駅で下車したことはありますか?
私はとあるきっかけでこの街を訪れたのですが、ふらふらと散策してみたところ、時間に余裕があればもっと歩き回ってみたいと思ったほど、とても味わい深い土地でした。

 今回はそれまで馴染みのなかった大山駅を目指す理由となった、純喫茶についてお話します。

絶対見つけたくなる純喫茶「ピノキオ」

 大山駅から徒歩で約10分。少し遠いので初めて訪れる時は迷ってしまうかもしれませんが、歩くことがお好きな方は、移り変わる景色を眺めているうちにあっという間に到着してしまうかもしれません。
だんだんと不安になり始めた頃に見えてくる真っ白な壁に赤いひさし、「COFFEE SHOP」と描かれたまあるい看板が目的地「ピノキオ」です。

東武東上線大山駅にあるホットケーキがおいしい純喫茶ピノキオの外観

 想像よりも広い店内は茶色の家具で統一され、落ち着いた雰囲気。現在は稼働していないそうですが、ゲーム台のある風景にぐっときます。カウンターの中には、一見寡黙な、でもお話するととても優しいマスターとにこやかなママさん。いつも忙しそうに、しかし丁寧にてきぱきと動かれています。

東武東上線大山駅にあるホットケーキがおいしい純喫茶ピノキオの内装

 知らないとたどり着くことのできない、閑静な住宅地の中にある「ピノキオ」を目指してやってくる人たちのお目当ては、こちらの人気メニューであるホットケーキ。手品師のマギー司郎さんによって有名となったそうで、訪れたほとんどの方が注文するそうです。