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誰かの楽しそうなSNSを見ても嫉妬なんてしない。その理由を考えてみた

誰かに嫉妬したことある?

友達とはしゃいでいる写真 creativevix.com

「SNSを見ていて、誰かに嫉妬することってないですか?」と聞かれたとき、私は0.5秒くらいびっくりして、少しだけ考えて、そのあと「あんまりないかなあ」とか、そういう曖昧な答えを口にしていた気がする。

SNSを見ていて嫉妬、って、なんだ。たとえば、カラフルな背景のパンケーキ屋に友達と行って写真を撮るとか、大人数でスノボに行くとか、夏フェスに行って大きなオブジェの前で初対面とか本名や年齢のよくわからない人たちと一緒に騒ぐとか、たぶんそういうことだ。
偏見にまみれている気がしなくないけれど、この質問をした人のいう「嫉妬」の類って、たぶん自分の存在しないどこか別の場所で、誰かが楽しそうにしているときのことを指しているのだと思う。

特に、悲しいことや辛いことが続いていて、たまたま人に会う予定がないときは、「なんで私にはできないんだろう」「どうして私だけ人と違うんだろう」からはじまる負の感情がどこからともなく湧いてくる。まあ、その気持ちはよくわかる。けど、その負の感情が誰か特定の人に向けられた嫉妬に変化していくことは滅多にない。というか、この質問を投げかけられるまでSNSと嫉妬が結び付くことはなかった。

あるとしたら、好きな人が中身のない薄っぺらな女と遊んでいる写真を普通にアップしたり、仲良さそうにコミュニケーションを取っていたりしているときだけだ。でも、それも一瞬で終わる。なぜなら持ち前のストーキング力を駆使し、どこの誰なのかを調べ、それから共通の知り合いの多さやどういうシチュエーションで会うことが多いのかを特定し、大した仲ではないことが判明するからだ……!!!
まあ、そもそも何かありそうな仲の男女ってSNSに絶対何も書かないので、特定も何もできないんだけどね。賢い人だとなおさら。これは、年齢を重ねれば重ねるほどに信ぴょう性が増していくので、覚えておくといい……。

話を元に戻そう。私が人のSNSを見てもまったく嫉妬をしないのは、私が他人と行動を共にすることが苦痛と言っていいほどに苦手で、耐えられないからだ。まあ、ダメ人間なだけなんですが。
人の多いところに行くと、なんだか充実した毎日を送れていそうな雰囲気に満ち溢れる。それは誰だって同じだろう。けど、自分が大勢のなかに身を置いて、心から「楽しい」と思えることは一度もなかった。
少し無理をして、笑顔を作って、その場をなんとかやり過ごす。その時に撮影した写真をぱっと見れば楽しそうではあるけれど、集団の中にいる自分への違和感や大して面白くもない話にも適当に笑っていたことも一緒に思い出す。
自分の経験できないことをしているのだから、楽しそうだともうらやましいとも思うけれど、私には不向きだ。集団生活は学生時代で懲りた。

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