「就活しないと終わる」「最低3年は勤めるべき」そんな都市伝説に振り回されるな

就活はうまくいかず、転職を繰り返していた

転職がうまくいって笑顔で仕事する女性の画像 by rawpixel.com

そういえば、11月で今の会社に勤めて丸1年になる。

「1年間、同じ職場で働いた」と言われても、全然大したことのないように聞こえるかもしれない。しかし、就職活動をせずに初めて正社員として雇われたブラック企業を4か月にも満たない期間で辞め、そのあとも2年以上同じ仕事が続かなかった私にとってはなかなかにすごいことだったりする。

世間の一般常識として、「就職活動をしないとまともな職につけない」「一度働いた会社には最低3年勤めければならない」という、古来から伝わる謎の習わしがあり、私はそれをことごとく守ってこなかったように思う。
なぜか? 私にもわからない。そんなつもりは少しもなかったはずなのに、今やたった1年働いただけでちょっと誇った気持ちになっている。
本来ならば、そこそこ大きな会社のOLになって少々退屈な仕事を毎日こなし、「このままでいいのかな?」なんてたまに考えながら、まあまあ長いこと働くもんかと思っていた。しかし、現実はそう上手くはいかない。私の思い描く道から外れに外れまくり、現在に至っている。

幸い、今の仕事はうまくやれている……たぶん。やりがいもあるし、自分の仕事の守備範囲以上のことを任せてもらえ、日に日にできることが増えている。何より、上司の指示をもらわずに好き勝手仕事ができる点がいい。私が気に入っているのは、たまにお酒を飲みながら仕事ができるところだ。
それから、私だけ気がついていないだけかもしれないが、人間関係も良好で、同僚や先輩とはよく飲みに行っている。ごくたまに面倒に思ったりはするのだけれど、上座・下座、お酒を注ぐときはラベルが上といったマナーを気にしなくてよく、私がお金を支払ったことはほとんどない。

就活を放棄したときも会社をすぐに辞めたときも、何かを間違えてしまったような気がして焦ってはいたのだけれど、「まあ、なんとかなるでしょ」と正直思っていた。で、実際になんとかなっている。
私に何か特別な技術があるのか? というと、そういうわけではない。一応、技術職とかそっち方向にあたるらしいのだけれど、何か資格を持っているわけでも特別な能力があるわけでもない。