私のこと、どう思ってる?他者の評価が気にならなくなった転機

コンプレックスまみれだった

女性がひとりブランコに乗る画像 by Pixabay

 年齢を重ねるにつれて「人からどう思われているんだろう?」というのが、さらにどうでもよくなってきた。

 この気持ちの内訳は、たとえば、「この人は私のことが好きなんだろうか?」「どうしたら私のことをかわいいと思ってくれるのだろうか?」からはじまり、「こんな発言をしたら、嫌われてしまうだろうか」「この人にとって、私はどれくらい大切な人で、どのくらい影響を与えられているのだろうか」「一日……いや、一週間のうちで、どれくらい私のことを思い出したり、考えたりしてくれているのだろうか?」といった、周囲にいる人たちが私に対して抱くであろう、さまざまな感情のことを指す。
そういうものに対して、こだわらなくなった。興味が尽きてしまった、と言ってもいいのかもしれない。

 そもそも私は、団体行動になかなか馴染めず、大人数の中に身を置くと、ストレスを感じる質だ。高校の時も女子特有のグループに属することもなく、いろいろな人のところをフラフラしていた。
大学時代なんてもっとひどく、友達らしい友達は3人しかいなかった。研究室に所属し、連絡網的な「〇〇ゼミ☆」のグループLINEができたときも入れてもらえなかった。「ほかの人とコミュニケーション取るの、嫌でしょ? 必要なことがあれば、私が言うから」とのこと。
大正解! その通り! 仮にそのグループLINEに入っていたとしても、中身のないことばかりに通知の鳴る日々が続けば、私は痺れを切らせて退会してしまっていただろう。
今思い返せば、周囲の人からも「人間関係の構築が苦手な人」「人の感情に執着しない人」として認識されることが多かった。私は周囲の人からのそんな理解に甘えた。「そういう人だから仕方がない」という諦めの混じった解釈に身を任せてしまっていた。