人の気持ちはわからない。それでも人と付き合っていくために
大人になると、人間関係で「あ、私じゃ駄目なんだな」と思うことってあるじゃないですか。それは友情でも恋愛でも同じで、興味の質量が自分と相手とで異なっていたりとか、どれだけ努力しても好かれなかったりとか。「かわいくなって見返すぞ☆」「努力して振り向かせてみせる☆」みたいな人はいるだろうし、それはそれでいいきっかけなのかもしれないけれど、結局容姿がどれだけよくなろうが、仕事を変えようが、地位や名誉を手に入れようが私が私である限り、これ以上この人には近づけないんだろうな、みたいな。大体そういうときって、時間が経つのをひたすら待って、諦めるか忘れるしかない。お互いができるだけ同じくらいの気持ちを持っていないと人間関係って成り立たない。でもそれは確かめようがないことで、どこまでいっても人の気持ちなんてきっとわからないのだろうが。
年明け早々にかなり私的な呪詛のような話をしてしまって申し訳ないのだけれど、やっぱり私は人の気持ちがわからないなりに、人との関わり方の正しさに翻弄されるなりに、周りの人と適切な距離を保ちながら模索していくしかないな。変われない自分が人と付き合い続けるにはどうしたらよいのか。どうしたって人はひとりでは生きていけないし。ひとりで生きていくにしても、人との付き合いをまったくゼロにするだなんて不可能だし。
今年の目標は、視力矯正手術をすることとできれば今の会社で働き続けること。あと健康。勉強もしたいしダイエットもする気ではいるが、たぶん無理だと思うので、ぼちぼちやっていく予定。明けましておめでとうございます。2022年もどうぞよろしくお願いいたします。
Text/あたそ
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