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  • 2013.08.14

愛され痴女に学ぶ!「さくっと脱力系」でセックスレスをぶっ飛ばす


第11回:女性誌のセックスレス記事に騙されるな!

 <いつまでも男と女でいたい><夫婦になってもエロスを忘れたくない>
女性誌のセックスレス記事によく出てくる言葉ですが、そんなのは綺麗事。

長年付き合っているパートナーなら、新鮮味が薄れてムラムラしなくなるのが自然な流れ。

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by Katie Tegtmeyer

 女性誌では<つねに女を忘れず、セクシーな存在でいよう>と女磨きを勧めていますが、ただでさえ忙しい現代女性。
「家の中でも頑張れるかー!!」と暴れたくなりますよね?

そんなに無理したら「パトラッシュ、もう疲れたよ…」と呟き、ルーベンスの絵の前で天に召されてしまいます。

 セクシーな存在でいるため<下着は見える場所に干さない><なるべく裸を見せない>とかも書いてあるけど、ほんならどこにパンツ干せばええの。
風呂上がりに裸でくつろげないなら、私は独身で1人暮らしを選ぶ。

 そもそも風呂上がりなんて全身から湯気が立ちのぼり、のぼせて顔も真っ赤。それで腰にタオルを巻いて手をパーにしたら、まさに金剛力士像。
恐れ多くて欲情どころではないでしょう。

 …とひたむきに女性誌をディスるのは、そこに載っているアドバイスが女目線でリアリティがないから。

「男はどんな時にセックスしたくなる?」というアンケートの1位は「しばらくしてない時」、2位は「雑誌やDVDでHなシーンを見た時」、3位は「女性に体を触られた時」という結果でした。

 このように、男のエロスは単純。

 男性陣にヒアリングすると「インテリアや照明に凝るとかアロマを焚くとか、そんなムード作りをされても男は絶対気づかない」と断言していました。


ペニスはプレッシャーに弱い棒

 男のエロスは単純だけど、男のペニスは繊細。
ペニスは副交感神経が優位=リラックスしている状態じゃないと勃起しない。
つまり、プレッシャーに弱い棒なのです。

 だから女性誌のアドバイスを鵜呑みにして、セクシーな下着で迫る方が、むしろプレッシャーを与えてしまう。
性欲の落ちている人にセクシーに迫るのは、夏バテで食欲のない人に「カツ丼を食え!」と迫るようなもの。

 ペニスはプレッシャーに弱い棒。
ゆえに女性が頑張れば頑張るほど、ますます折れてしまうのです。

女性がインテリアに凝ってアロマを焚いて「ほら、やりたくなるでしょ?!」と青筋たてて膣トレするほどに、セックスレスは進みます。

 セックスレスを打開するには、頑張らないのが一番。

「私はこんなに悩んで頑張ってるのに、なんでしてくれないの…?」とシリアスにならず、「イエーイ、セックスレスなんてぶっとばすぞ~(^O^)/」と明るく考えてください。

 実際、セックスフルな夫婦は「セックスは特別なものじゃない、日常のヒトコマ」と言います。
いちいち気合いを入れず、食事や入浴のような感覚で気軽にしている。
妻の方は「風呂上がりは裸で歩くし、部屋着もテキトーだよ?」と言います。
この脱力系のテキトーさが、セックスフルの秘訣。

 日本は年間セックス回数ワーストの国。
真面目な日本人はセックスにも真面目に取り組み、「セックスはこうあるべき」と縛られて、自らハードルを高くしているのでしょう。

「セックスを断った理由」を夫婦に調査すると、男女ともに「疲れていたから」が上位にランクインします。
勤勉な日本人は仕事や家事育児を頑張りすぎて、セックスする余力が残っていない。それでセックスまで頑張ったら、過労死してしまいます。

 なので「さくっとやるか♪」と気軽にセックスしてください。
やる気のない男性は、エロくない明るいノリで誘うのがオススメ。

 男性は視覚と触覚で興奮します。
一緒にお風呂に入ったり、マッサージをしたりと、ふざけたノリでペニスに触ってみましょう。
「クララがたったわ!」とハイジの物真似をするもよし。
一緒にAVを観るのもオススメ。ネタ系のおもしろAVを選んで、2人で笑いながら観賞してはいかがでしょう。

 そこからセックスに雪崩れこんだら、積極的に楽しんでください。女性が楽しんでいるセックスこそ、男性の尻子玉を抜くのだから。
それで「お互いこんなに楽しいなら、またしたいな」と思うことで、次へのモチベーションに繋がります。

   

「さくっとセックス」と「NO挿入セックス」の導入も

 男性は「相手をイカせねば」とプレッシャーを感じる人が多い。
オーガズムを目指す「一発入魂セックス」は気合いを入れないとできないため、「今日は疲れてるし、また今度にしよっか」と流れてしまいがち。

 忙しい日本人カップルには「さくっとセックス」の導入を提案します。

 さくっとセックスとは、前戯を省いた挿入メインのセックス。
これもそういうプレイだと思って楽しめば、結構満足できますよ。
満足度を高めるため、膣開発によりオーガズム力を高めるのもオススメです。

 一方、加齢や疲労による勃起力の低下から「勃たないかも」と不安になる男性も多い。
男性は「挿入して射精=セックス」という考えが根強いため、「勃たさねば」とプレッシャーを感じがち。
女性は「前戯がメインディッシュ、挿入は消化試合」という人も多く、勃起にさほどこだわらないのに。

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タッチ 完全復刻版 1/小学館
著者:あだち充

 でも「消化試合だから!パット折れても平気だゾ★」とか言うとますます折れるので、「裸でイチャするだけで幸せだゾ★」と言ってあげましょう。南ちゃんのように。

 男は南ちゃん好きですからね、女は大抵嫌いだけど。
タッちゃんか、カッちゃんかハッキリせえや!(*1)

 年をとればいずれ勃起しなくなるので、今から「NO挿入セックス」を導入して楽しんでみてはいかがでしょう。


話し合いは地雷を踏むリスクが高い

「セックスレスについてカップルで話し合おう」というアドバイスもよくありますが、話し合いは地雷を踏むリスクが高い。
「もうそんな対象に見られない」とか言われたら、誰だって傷つきますからね。

 それでも、話し合わないことには解決しない場合。
そんな時は感情的にならず、論理的に説明するのがオススメ。

「セックスするとオキシトシンってホルモンが出るんだって。
これは幸せホルモンと呼ばれてて、愛情や幸福感を感じて心が安定する効果があるそうなの。欧米では自閉症の治療にも使われてるらしいよ」

「オキシトシンは男女共にオーガズムの瞬間にドバッと出るけど、好きな人と抱き合ってイチャイチャするだけでも出るんだって。やっぱりセックスにはそういう精神安定剤っぽい役割もあるみたい。
だから、たまにはセックスしたいな」

 このように理屈で話した方が、男性には響きやすいもの。よかったら上記をコピペして使ってくださいね。

 セックスレスで悩んでいるのに、パートナーに「それしか頭にないわけ?」などと淫乱扱いされて傷つく女性は多い。
そんな男は「おふざけでない!」とキシリア閣下のように叫んで、ぶっ飛ばしてやればよろしい(*2)
そしてさっさと見切りをつけて、前に進みましょう。
パートナーを傷つけて平気な男など、一緒にいる価値はありません。
…あえて言おう、チンカスであると!!

 セックスよりも大事なのは、相手を思いやり、尊重する気持ち。 
堂々とパンツ干そうが裸で歩こうが、それさえ忘れなければカップルはうまくいくと思います。

 それでは次回「自分の女性器見たことある?愛され痴女は正しい知識でオーガズムを導く」もお楽しみに~


(*1)タッちゃんか、カッちゃんかハッキリせえや!
……漫画『タッチ』のヒロイン、浅倉南。「南はカッちゃんが好き、南はタッちゃんが好き」というどっちつかずな言動で、全国の女性読者をイラッとさせた。

(*2)「おふざけでない!」
……ガンダムのドSキャラ、キシリア・ザビ。「おふざけでない!」と部下を叱りつけ、ビンタする場面が有名。
このキシリアの命により、黒い三連星と呼ばれるドム使い3人が地球へ向かうことになる。



Text/アルテイシア


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