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  • 2012.09.06

湘南で子育てをするシングルマザー、藤本真由美さん(前編)

女の幸せ 女の生き方 湘南 シングルマザー

若い頃は、はちゃめちゃな恋愛をしていたと語る藤本さん。奔放な恋愛を楽しんでいた彼女が、出産を経て得たものとは? 藤本さんの現在感じている“幸せ”についてインタビューをしました。

今思うと、とんだバカ女だった独身時代

 若い時は、とにかく無条件で私を受け入れてくれる、包容力のある男性がタイプ。一度も男の人に怒られたことはなかったし、たまに諭してくれようとする男性もいましたが、私が臍を曲げないように、空気を読んで言ってくれるほど。
今思うと当時、相当なバカ女だった私は付き合っている男性に報告、連絡、相談しなければいけない意味がわかりませんでした。
時には成田空港から彼氏に電話をして「○○に行ってくる。しばらく帰ってこないから」と出発直前で電話することも。それを聞いた彼が「全然聞いていない!」と焦ると、「別にいちいち言わなくてもいいでしょ」と逆ギレしつつ、海外で遊ぶお金が足りなくなると「お金なくなっちゃったから、振り込んで」とおねだりしてみたり…。
当時は、恋はきれいになるためのエステみたいなものだと思っていたので、男性の存在意義は、どれだけ私を楽しませてくれ、新しい何かを与えてくれるかということが第一優先でした。

 そんな私が結婚しようと思えたのは、ちょうど結婚もいいかなと思っていたときに、私を落とそうとするエネルギーがとにかくすごい男性に出会ったから。2、3回目のデートのときにはもう結婚を決めた、まさにスピード結婚。でも、相手は野良犬のように一所に留まることを嫌う人で、家庭には向いていない人。そのため結婚生活は長くは続かず、半年後に離婚。しかし、すぐにまた同じ人と恋人として復縁。籍を抜いたままだったけど、子供ができたことが分かった。元夫も子供ができたことを喜んでくれていましたが、妊娠6ヶ月のときに「やっぱり自由に生きたい」と私と子供を残して、再び元夫は去っていきました。

息子はまるでミニ彼氏。恋人との同棲のような息子との暮らし

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 身重の私を残していった夫とはもう生まれ変わったら二度と関わりたくないし、男として絶対に許せないけど、出産や子育てを通して学んだことや、気づけたことが大きかったので、息子に会わせてもらえたという意味ではいいタイミングで出会えたかなと思えるようになりました。

 息子が生まれてからの暮らしは、子供と住んでいるという感覚よりも、ミニ彼氏と同棲しているという感じ。子育てという点でも、子供を育てているというよりは男を育てているという感覚なので、もしかしたら他のお母さんと怒るポイントも違うかもしれません。
 具体的には男としてどこに行っても恥ずかしくないように、「女にお金を払わせてはいけない」、「車道側は男が歩くもの」、「車のドアを開けてあげるのは男」、「電車では妊婦さんやお年寄りに席をゆずる」など、私が「普通の男だったら、やって当たり前でしょ」と思うことを教えています。タダで「男講座」を受講させてあげている感じなんです。
そんな教育の甲斐もあり、2歳になった息子も男としての自覚が芽生えてきたよう。母の日にセレクトショップでストールを選んでくれ、レジの前まで持っていくと私に手のひらを差し出し「アメックスのカードだして」と。もちろん、息子はまだ赤ちゃんなので経済力はないのだけど、私にお金を出させずにきちんと払ってくれました(笑)。

また逆に私も、息子と暮らすことで、今まで付き合った人からは学べなかったことを学ぶこともあります。その一つは今まで付き合った男性にはできなかった報・連・相。やっぱり息子が不安になったり、戸惑ったりしないように細かくコミュニケーションをとることは大事ですね。その他にも、彼氏に対してはどんなに自分が悪くても絶対に謝ることはなかった私が、息子に謝れない男になってほしくはないという気持ちから、自分から謝る姿を見せるように成長しました(笑)。

 息子に男としてどうあるべきかを学ばせている反面、私も花嫁修業をさせてもらっています。相手は息子だけど、誰かに歩幅を合わせて生活しなければならないということは、相手は違っても恋愛と似ているのではと感じます。
 だから、息子から学んだことを恋愛でもしできたら、前よりもっと彼氏に優しくできて、上手く恋愛できるような気がしています。

後半へつづく(9/13UP!)

Text/AM編集部

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