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  • 2013.09.26

理想の恋人と出会うために必要なたった1つのこと

アナタが思っている「理想の彼氏」は理想じゃない

ファーレンハイト 理想の恋人 恋愛相談 本当の恋愛 AM コラム
©by Nicole April

 さぁ、今日も本当の恋愛の話をしようか。AM読者の方々に聞いてみたい。

「アナタはどんな人と付き合いたいですか?」
「どんな人がアナタの理想の彼氏ですか?」

 この手の質問に即答することは一見、容易い。
けど、実のところきちんと考え尽くしている女の人はすごく少ないように思う。

「やさしい人」「頼れる人」「面白い人」「カッコ良い人」「生活力がある人」

 俺が恋愛相談とかを受けている話の流れで、似たような質問を女の子にすると、こういった一般的な返事が来るんだけど、「あー、だから上手くいかないのかな」と思う。
答えそのものじゃなくて、彼女の反応そのものにそれを感じる。
表面的で一般的な言葉をその場の思いつきで返してきているような。

 恋愛の悩みのおおよそは、この"問い"にきちんと答えを出すことで解決できると俺は考えている。
言い換えると、そこを深く自省したことがないから同じような人と、同じような恋愛をして、同じような失敗をするんだと思う。

 だいたい「自分の理想の恋人」をあげるときには2つのパターンがある。

1つ目は「元カレの反動」として。
2つ目は「世間の価値観の強迫観念」だ。


「元カレの反動」はわかりやすい。
元カレが自己中だったから優しくしてくれる人が良い、とか趣味がちがっていたからキツかったとか。
過去の恋愛で上手くいかなかった要素、しんどかった要素には「もう懲りた」という発想です。

「世間の価値観の強迫観念」
はけっこうやっかい。
たとえば「彼氏の写真見せて!」にはイケメンチェックの要素が入っているし(いい人そうだね〜って言われるとヘコみますよね)、「何やってる人?」には職業カテゴリだけではなく、良い会社に勤めているかのニュアンスが多分に含まれている。
実際問題としてそんなやり取りが発生するから気にせざるをえないんでしょうね。
事実、超絶イケメン・商社・広告マンみたいなハイスペック男子って恋愛市場で価値が非常に高い。

 で、そこで思うのはアナタの好みはそもそもどんな人か?どんなものに価値を見出すのか?ということ。

良いと思っていた彼は「どこにでもいる人」

 俺らは人間だからイヤなことがあったらそれを避けようと学習する。
そして、社会的な位置づけに組み込まれざるをえない存在でもあるので、他人の目を完全に無視するのもまちがっていると思う。
けど、負を排除する/社会的価値=他人からの評価という外的要因が先行した恋愛をしている人たちは不幸になると思う。
少なくとも恋愛のスタート地点の発想として、それを選ぶのは間違っている。

 この2つの共通点は「自分で決めていないこと」です。
一見、1つ目は決めているようで「イヤな思いをもうしたくない」というネガティブで外的な要因からきています。
(処世術としてはまちがっていないと思いますが)

 正論でしかないかもしれないけれど、俺は「自分は何を幸いとするのか」という観点が非常に重要だと考えている。
恋愛でも仕事でも。
それが出来ないかぎりは同じような人と同じような恋愛をする、たらい回しの恋愛地獄からは抜けられない。

「やさしい」「イケメン」「お金持ち」「一緒にいて落ち着く」

 結構、結構。
けど、目の前にいる彼よりももっと優しくてもっと落ち着く存在はどこかにまちがいなくいる。
だってそんな基準は代替可能なものだから。彼じゃなくていいでしょう。
逆に言えば、あなた自身も代替できる他の誰かでもいい存在なのかもしれない。


 恋愛の真実のひとつに「(一定の基準を満たしていれば)結局は誰であってもいい」ということがある。
いま言ったようにほとんどの要素は代替可能だからだ。
そこで重要になってくるのは「もしかすると誰でも良いかもしれないなかで"あえて"決める」ということ。

それでも「理想の恋人を見つけたい」アナタに

 その”あえて”は自分の価値観がはっきりしているから出来ることだ。

 知人で結婚した人のだいたいの理由は「適齢期にその人と付き合っていたから」が多い。めっちゃ代替可能ですね。
俺が見ているなかで結婚生活を上手くやっている人の特徴は、それだけじゃなくて「彼(彼女)とこういう関係でいられる。色々こまかい問題はあるけど、それがあるかぎりは上手くやっていける」という語り方をする。
めちゃくちゃ格好いい。

 自分が決めた価値基準や判断軸が背景にあって決めたこと/決めた相手だからブレない強さなんだと思う。

 最後にもう1つ。
現実問題としてそういった相手が現れるか?という問題もあるでしょう。

 そこに対するヒントは、未熟な自分には未熟な相手しか寄ってこないという事実です。
つまり、自分のステージを上げることによって、ステージの高い相手とふれあえるようになっていくということ。
俺自身、精神的に幼かったときにはたとえ年上の女性であろうと精神年齢が低い女性しか寄ってこなかった。

 今回の話でいえば、自分が「なにを大事にしていきたいのか」「なにをパートナーに求めるのか」。
過去の恋愛とか世間の価値観とはちがう、自分のなかの判断基準をまずはしっかり決めるということ。

 それを念頭に置くことができれば、考え方も行動も変わってくる。
自分が変われば世界が変わるとはこのことなんじゃないでしょうか。
些細な出来事が自分のフィルターを通して意味を持って、色めき立って、自分のなかに取り込まれていくような感覚。
ひとが成長するときには必ずこんな体験を経る必要があるんじゃないでしょうか。

「理想の相手」を求めるために、自分に対して求めるということ/自分自身をつくっておくこと。
そこから始めていけることがある。


 これが本当の恋愛のスタートだと俺は思っている。

■自分を成長させていくこと、自分が変わることで世界が変わることについて書いたブログ記事です。
"没頭すること" 今年こそはモテたいと思って半年が経ってしまった人たちへ

Text/ファーレンハイト

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ライタープロフィール

桐谷ヨウ
脱力系ヤリチン、週末コラムニスト。恋愛コラムで一躍人気ブロガーに。

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