毎日電話もしたいし、できるなら毎日会いたい…そんな重い女だったけど

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martinak15


 私は散々、重い女でした。
仕事で忙しかった元彼は毎日終電を逃す時間まで仕事をし、週末ももちろん一回会えるかどうかという頻度でした。

 毎日電話もしたいし、できるなら毎日会いたい!

 と、特に恋愛が始まった当初は狂う程彼の事を毎日思い、「会いたい会いたい」とコントロールできない自分の恋モードにどっぷり酔って…。

 最初は彼も「会いたい会いたい」といって週末だけでなく、週の半ばに会う機会をなんとか作ってくれていたのですが、のちに重大なプロジェクトをまかされたとかで仕事に心底集中し、メールの返事もおぼつかなくなってきたのです。

 私はこの連絡がとれなくなった時期、酸素ボンベの酸素が薄くなって窒息死寸前の苦しいダイバーのような気持ち(どんなんよ!?)でした。
何度も何度も携帯を見返して彼からの返事を待ちわびて、他人の携帯の音が自分の携帯と間違えてしまうほど敏感になっていたのです。

 このあたりから、彼と私の温度差がじわじわと変わって来て、ついに彼は私に電話で「自分の一人時間を楽しめなきゃだめだ」という説教アドバイスをしてくれるようになってきたのです。

 説教アドバイスだけに終わらず、やはり彼の気持ちも離れて行きました。

 いま冷静に過去を振り返ると彼は「彼に夢中になる重い女より、自分一人の時間も楽しめる精神的に独立した女性が好き」だったので別れを切り出したのでしょう。

 前置きがながくなりましたが、こんなに重い女で彼を追ってばかりだった私は今フランスですっかり愛される側、追われる側です。

 それはなぜか?

追う側から追われる側へ変わった理由


・恋愛を結婚の目的ではなくて「楽しむ」という目的に変更した
・仕事より恋愛優先の国に移住した
・しっかり追ってくれる相手を選んだ

 これが揃ったからだと思います。

 恋愛を楽しむことに変更できたのは、失恋やら婚活やらに散々疲れたからです。
婚活すると、出会う男性ごとに相手の年収やらなにから傲慢に選択しまくるので、「心からこの人と一緒にいて楽しいかどうか」を基準にできていませんでした。
だから一旦、結婚相手を探すのはやめて一緒にいて楽しめる相手を第六感で探そうと決めたのです。

 一緒にいて楽しくいられる人ほど結婚相手に向いていると思うのでこの力の抜き方はおすすめです。

 追ってくれる相手とは、仕事一筋ではなく、追ってくれたり愛でてくれる時間と心の余裕がある人ということですが、日本では東京よりも地方の方がまだいる可能性が高いかもしれませんね。

 ここで一点注意。
仕事より恋愛を優先にするということは、仕事のない貧乏な相手かもしれませんよ。
実際にうちの旦那はそうでした。私は 貧乏<追って愛でてくれる 条件を優先したのです。

 もし「追ってくれる&お金持ち」の条件にしたら一生あなたは誰にも出会えない確率が上がります。
身の程を知り、折り合いをつけた条件を決めた方がいいです。

 仕事、仕事、仕事命、という人がいる国は、世界的に見ても少ない方だと思います。
イタリアなんかダーリンやハニーに、朝電話、仕事場に着いて電話、お昼ご飯に行く前に電話、お昼ご飯食べてるときに電話、お昼食べた後に電話プラス強烈な嫉妬ありあり、というとんでもない重い恋愛がスタンダードらしいです。
フランスでも毎日愛情表現をしない=離婚は当然の国です。

 日本の友人に私とフランス人旦那との愛情表現(家を出る時、帰って来た時はかならずビズという軽いチュー)について話すと「めんどくさそう」なんて言われるくらいですが、これが私にはちょうどいいんです。
イタリア式はちょっとつらいですけどね。

 私やあなたの恋愛における「重い女モード」というは、愛の量が足りなさすぎて起きる発作のようなものだと思います。
発作を起こさないように体質改善するよりも、あなたの愛の容量を満たしてくれる人と場所を探した方が早いのかもしれませんよ。

Text/中村綾花


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ライタープロフィール

中村綾花
ラブジャーナリスト/ライター。

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