不安定なアラサー女子特有の「家庭」への憧れ/はあちゅうが語る女の本音

とある20代女子の休日

はあちゅう 毒吐き アラサー女子 kelsey_lovefusionphoto

 先々週にうっかりできてしまった内出血がまだ生々しい血の色をしていて、
「ああ、傷が治りづらくなったな」と思います。

 なんの気なしについたものなのに、
こんなに残ってしまうなんて悔しい。

 恋愛で受けた傷も若いうちより治りが悪くなってきたし、
傷つくつもりなんてなかったのに
傷ついてしまうことも多いような気がするアラサー。

 Facebookで、結婚している友達のウォールを見ていると、
そこには幸せに溢れた毎日があります。

 夫のために整える食事、記念日の素敵なサプライズ、
家族で行くディズニーランド・・・。

 まだ私が手に入れていない「家庭」という代物は、
キラキラしていてなんだかまぶしい。

 私だって恋愛もしているし、美味しいご飯だって食べているし
旅行だって行く。

 同じことをしているのに、
結婚している人は「生活」をしっかりつくっているように見えて
独身の私は、好き勝手に遊んでいるように見えるのはなぜ。

 27歳で結婚していないのは別におかしなことじゃない。
周りにも結婚していない同世代の方が多いくらい。
なのになんで私はこんなに寂しい気持ちを抱えなきゃいけないんだろう。

 思うに、それは、「安定」への憧れです。
20代の女子は、不安定なことのほうが多い。
仕事が忙しければすぐ自律神経が狂って生理も不順になるし、
金銭的にも仕事的にもどっしり構える余裕が無い。
自分が今の仕事を続けていくんだという覚悟も自信も無い。

 そんな中で、結婚というのは、
将来に渡って続いていく確固たるものに見えるのです。

 実際にそんなことはないにしても、
手に入れたことのないものはきらめいて見えるから、
やたらよく見える。

 これが30代になったら、どうなのかというと、
社会人歴も5年、6年を過ぎて、金銭的にも余裕が出るし、
体調との付き合い方もわかってくるだろうし、
どうやら私は一生働いていくだろう、という覚悟も出来る。

 そうなると落ち着くかというと逆で、私の場合

「あと足りないのはパートナーだけ・・・ああ結婚したい・・・」
さらに結婚したい病が重くなっている気も。

 そんな風に想いを巡らせながら、
勝手に傷つき、自爆する休日。

 せっかくだからコラムにこの気持ちを綴ろうなんて思って、
結局今日も仕事をしてしまいました。

 外には出会いがあったかもしれないのに。

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Text/伊藤春香(はあちゅう)

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