結婚するのは同じ階級の人?恋愛界のカースト制度/はあちゅうが語る女の本音

恋愛におけるカースト制度

はあちゅう 毒吐き 恋愛コラム 恋愛カースト starr charlton

毎月、新しい号が出たら必ず手に取るフリーペーパーに
おっ、と思うようなことが書いてあった。

「若いころの恋愛は自分と違う人を好きになるけれど、
オトナになると違う人よりむしろ同じ人。
似た価値観、似た生活スタイルを求めるようになる」と。
それを筆者は「自分と同じ階級の人」
と表現していた。

それから、最近とある女社長が話していたことで、
「いい男を捕まえるコツ」についての話が印象に残っている。

「自分が上流に行くこと。
上から流れてくるもののおこぼれをもらうのではなく、
上流で、一番いいモノを捕まえること。
男も情報も同じこと。いい男、いい情報を捕まえるためには、
努力して、そういうものが集まる場所に出入りする自分になること」。

ああ、その通りだなと思う。
人間には確かに所属している階級があるのだ。
そして自分にフィットする階級は年々変わるけれど、
同じ階級の人といるのが一番心地よかったりする。

たまに、私も誰かのおこぼれで、
自分より上の階級を垣間見ることがあるけれど、
分不相応な場所に行くと、落ち着かない。
テレビで見知った人やきらびやかな世界を目の当たりにして、
ミーハー心は満たされても
自分が普段住む世界とは違うことを思い知るから、
家に帰ったときはどっと疲れたりなんかして。

恋愛感情で結ばれた二人が
「結婚」を意識して、関係に終止符をうつ。

20代後半は、そんな別れも多い。
「階級」を意識しない結婚が出来たら
それはそれで素敵だけれど、行く末にきっと困難は生じるだろう。

昔、タイタニックを見たときは
ジャックが生き抜いてくれれば、
どんなに良かったかと思ったけれど、
ジャックとローズが結婚していたら、
果たしてうまくいったんだろうか。

ジャックの素朴さが最初は新鮮に思えても、
結婚して数年もたつとマナーや教養のなさ、彼を取り巻く人間関係に
ローズは次第にいらだちを覚えて
二人はうまくいかなかったんじゃないだろうか。
そんな風にふと思う。

条件から始まる恋は無い。
頭では分かっているのに、心が暴走するのが恋のなせる技。

でも、条件が合っていないと
一生を共に出来ないことだってある。

最近、自分自身にも環境の変化があって、
そんなことをしみじみと考えた。
そういうことを考えないといけない年になったってことなんだと思う。

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Text/伊藤春香(はあちゅう)

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