すごく惚れた人を釣る方法

くらたま 倉田真由美 犬山紙子 inuningen だめんずうぉ~か~ 高学歴男はなぜモテないのか ダメ男 インタビュー

―すごく惚れた人を自分のものにする方法とかありますか?

倉田:あるよー、一本釣りだね(笑)。
私が好きになるモテるタイプの男を釣る釣竿だから、犬山はまた違う方法だと思うけどね。

犬山:倉田さんの方法を、みなさん知りたいと思います。

倉田:惚れた相手と付き合うには、相手に特別な女だと思われなきゃダメじゃん。
そうするには結局「俺のことを誰よりも正しく理解しているな」と思わせるところで勝負するしかないんですよ。
具体的にいうと、今までその人が一回も言われたことがない褒め言葉を言うの。
しかも、褒めているような感じで言わないのがみそ!

犬山:同じことを悪女研究家の人も言っていました。確立されたテクニックらしいですよ。

倉田:私、自然に体得してたわ(笑)。

―それは、いつ体得されたんですか?

倉田: 20代前半のときに好きな男に振られ続けたわけですよ。それで、「私、何がダメなんだろう」って思って。
たしかにオシャレは全然ダメで、初デートではミッキーマウスのトレーナーとか着ていってたけど。

犬山:今だとかわいいですよ!(笑)。時代にもよりますけど。

倉田:いや、今でもダメでしょ(笑)。
それはさておき、いろんなことを考えた挙句、世界で唯一かけがえのない女になるには彼を正しく把握するということでしか勝負できないなって気づいたの。
美しさとかスタイルとか他のことって代えがきくじゃん。
でも、自分のことを100%把握している女は代えがきかない。男って把握されているのが気持ちいいんですよ。

正しく見るってことですね。
例えば、「あんたって大雑把そうに見えるけど、実は飲み会とかで細かいところに気を使ってるよね」とかね。
そうすると言われたほうは「実は俺ってそうなんだよ」となる。
特にモテる男は「かっこいい」とかは 100万回ぐらい言われているからさ、全然違うもっと心の奥に刺さることを言わないとね。

―なるほど!

犬山:私も「女らしい」とかはほとんど言われないから、たまに「女の子だもんね」って言われると、キュゥーンってなる(笑)。
あと、デカイから嘘でも「華奢だね」とかいわれると「ひょう」ってなる。

倉田:普段あんまり言われてないけど、本人はそういうところがあるって知っているところを刺すんだよね。
あんまりとんちんかんな刺し方してもダメなんですよ。

犬山:「お前、本当は弱いんだろう」って、頭なでたら女はみんな落ちると思ってる、マニュアル野郎の男みたいなことしてもダメで、倉田さんみたいにちゃんと観察してからってことですよね。

倉田:そう!オーダメイドでないとダメ。だから、簡単じゃないよ。
誰にでもできたら意味ないじゃん。

犬山:ただのモテテクとかじゃないから、本当に好きな男以外にはしたくないですね。
好きな男にだったら、「この人はきっとこれを認めてほしいんだろう」というポイントを意識して褒めることはあります。

倉田:まさにそれですよ!だから、ポイントを見つけて、彼にアウトプットすることだよね。そしたら、ちょっと特別な女になれますよ。