オモチャでしかイケない…別によくない?セックスの醍醐味はイク以外にもたくさん

オモチャでしかイケません…男いる?と思ってしまう

今週も読者の方からの質問にお答えします!

痛いだけだったセックスが痛くなくなり、段々楽しいとも思うようになったのですが、どうしてもオモチャでしかイケません。触られるのも入れるのも何かが違うっていう感じで、終わった後に「オモチャでしかイケないなら男いる?」と賢者タイムに入ってしまいます。自分で研究していくしかないのでしょうか。

オモチャでイケるって最高

気持ちはよくわかるのですが、まず何よりも言いたいのは、オモチャでイケるって最高じゃない?ってことです。自分の体に合ったオモチャに出会えて、自分の好きなタイミングで好きな場所に当てて、気持ちよくイケてスッキリするんですよ。最高にハッピーじゃないですか!

オモチャでしかイケないことを悩む人も多いと思うんですが、そもそもセックスでイクのはとてもハードルが高いです。セックスでイッた経験がある人でも、毎回必ずイケる人はほんの一握りで、「調子がよければイケる」「相手との相性が良ければイケる」と条件付きの人も多い。ちょっとした体調や心の変化も影響するので、セックス中にイケたらラッキーなんです。

セックスでイケないのは残念ではない

基本的な考えとして、セックスでイクことができないのは残念なことではないんですよね。セックスでイケるように自己開発をしてみるのも、その工程を楽しいと思えるからするのであって、イケなきゃセックスをする意味がないからするのではないんですよ。義務感で自己開発していても楽しくないし、そのうちセックスのことまで嫌いになってしまいそうです。

セックスの楽しさは、もちろんイクこともそのうちの1つですが、それだけじゃないです。この連載が始まった頃には、正直なところ「イクことがセックスの全てだし人生の全て!」くらいに思ってました。「イクためには全力出そ!」って突っ走ってたところもあります。でも色んな人との色んなセックスを経験し、読者の方々からいただくお便りや悩み相談から多くの人のセックス事情に触れ、べっつぃーとして知り合った方たちとの何気ないセックス話を通して、セックスの醍醐味ってイクことだけじゃなくない?ってしみじみ思うようになってきたんですよね。