ゲイ男性に恋に落ちなくても

でも大丈夫。ゲイ男性に恋をする以外にも、期待しない恋愛観をゲットできる方法があります。時代劇を観ることです。

筆者が、男性に対して過度に期待せず「男性とは恋愛の優先順位が低い生き物なのだから仕方ない」と達観するようになったのは、おそらく……いや確実に「歴史ヲタク」であることが影響しているのでしょう。

そういえば先日、福島県出身者と知り合う機会があったのですが、筆者の口からはごく自然に「白虎隊が好きなので、いつか福島に行ってみたいです」という言葉がスラスラ出てきました。さらに、チェコ好きさんの【どうしたらいい?30代以降の独身の「趣味ない」問題】を読んだ際も、さて自分の趣味は何だろうと考えた結果、歴史が趣味だと確信しましたから。

信長の時代だろうと、秀吉の時代だろうと、家康の時代だろうと、歴史上に登場する女性たちには共通点があります。男性側のやり方を100パーセント尊重しているのです。

戦(いくさ)に明け暮れる夫をかげから支え、寂しさを堪えて黙々と待つ! 常に三歩下がって夫を勃て……じゃなくて立てる姿は、まさに大和撫子! そういった女性たちに馴染みが深いため、「男性とは恋愛の優先順位が低い生き物なのだから仕方ない」と、期待値が自然に下がるのです。

というわけで今度こそ結論! 恋愛で悩みたくない女性は、時代劇を観て、期待しない恋愛観をゲットしましょう。

Text/菊池美佳子

初出:2018.10.29

次回は<「私って女としての魅力に欠けるの?」落ち込む前に、こんな可能性を考えよう>です。
「今夜は帰りたくない……」とセックスのOKサインをいくら出しても、彼がスルーして答えてくれない。エッチに誘っても断られてしまうとお悩みのAM女性のみなさん、もしかしたら男性ものっぴきならない事情があるのかも?