若い頃は痛くなかったのに!「熟女の性交痛」の原因と対策

年齢を重ねることでセックスに痛みを感じるようになった女性の画像

 美容院で白髪染めをするようになったり。健康診断で身長が去年よりも1センチ縮んでいたり。戦慄かなのさんの「9月8日(土)で20歳になります!」という記事を拝読し、「私の娘でもおかしくない歳じゃん!」と思ったり。

 筆者ったらfoever21の気分でいたけど、実際には41歳なんだなぁと実感する機会が増えるようになりました。こないだ顔を出した女子会……じゃなくて熟女会でも「性交痛」が話題に挙がりましたっけ。というわけで今週は「熟女の性交痛」について考えたいと思います。

 ほんの数年前までは性交痛だなんて、都市伝説並みに遠い世界の話でした。「性交痛? 何それ美味しいの?」くらいのノリです。振り返れば、筆者がこれまで「セックス大好き、ヒャッハー!」というキャラで生き抜いてくることができたのは、セックスを痛いと感じたことのない、性交痛とは無縁の体質だったからなのだと思います。

 ですがこの記事でフォーカスしたいのは、体質による性交痛ではなく、熟女の性交痛です。「体質による性交痛」と「熟女の性交痛」の違いですが、前者はおそらく「生まれつき膣が狭い」などが原因なのでしょう。後者の原因は主に2つ。

1.女性ホルモン分泌低下による膣萎縮
2.時々しかセックスしないセカンドバージン状態

 「1」を語るのはお医者サマにお任せするとして、ここでは「2」に着目したいと思います。つまり、性交痛とは無縁だったにも関わらず、熟女になりセックス機会が減ったことでセカンドバージン状態となり、久々にヤッたらあまりの痛みに悲鳴をあげた……ってケースです。

 筆者の感覚では、セックスって自転車と同じで、一度カラダで覚えてしまえば、未来永劫へっちゃらなもんだと思っていました。ところがどっこい、同世代のセカバー熟女たちから、「久々にセックスしたら痛いのなんのって……」という実体験をチラホラ耳にします。どうやらセックスは自転車と違って、一定期間ご無沙汰だと、振り出しに戻るようです。

 余談ですけど、男性にはきっと「振り出しに戻る現象」は起きないのでしょうね。「数年ぶりにセックスしたらチンチンが痛くて……」だなんて話、聞いたことがないです。と言うよりも男性は、童貞喪失時に処女喪失のような激痛が生じないわけですから、そもそもセックスが痛いという概念がないのでしょう。そのぶん、皮を剥く際は多少の痛みを伴っているのかもしれませんが……。