恥ずかしい部分を公開するブーム到来?されたくない派も「匂い」を公開するときがきた!

足を開き気味で恥ずかしい部分を公開している女性の画像 Sharon Garcia

 先々週、「セックスに興味がないという『陰』の状態が極まると、そこから真逆の『セックスに無我夢中!』という『陽』の方向へと転じるケースもありますよ」という話を書きました。あの記事に関して「私は30歳くらいまでクンニされたくない派だったのですが1回やってみたら気持ちよかったのでめちゃくちゃ好きになりました」というお声が!

 ドンピシャで「陰極まれば陽となる」に該当しますね。クンニされたくないという「陰」の状態が極まり、そこから真逆の「クンニがめちゃくちゃ好き!」という「陽」の方向へ転じたのでしょう。

 それにしても、「クンニされたくない」という婦女子は非常に多いです。頂いたご意見にも「クンニされたくない派」とあります。「派」という表現が用いられるってことは、派閥ができちゃうほど、クンニされたくない婦女子は大勢いる事実を物語っているのでしょう。政治家さんの派閥みたいに、赤坂の高級料亭で会合が催されることはないにせよ……。赤坂の高級料亭側とて、「私がクンニされたくない理由は……」なんて語り明かされても迷惑極まりないでしょうし。赤坂の高級料亭で語り明かせないぶん、彼女たちがクンニされたくない理由を、この記事にて語らいたいと思います。

 さっそくですが、彼女たちは何故、クンニされたくないのでしょうか? クンニが気持ち良くないのかな? いや、それは違うと筆者は思うのです。だったら「クンニが嫌い」という表現になるかと……。そうではなく「されたくない」という部分がポイントなのでしょう。

 クンニは、手マンや挿入と違って、女性器への刺激が比較的ソフトな行為です。手マンや挿入で痛みを感じることがあっても、クンニで痛い思いをするケースは少ないはず。なので「気持ち良くないからクンニされたくない」ではなく「気持ち良いけどクンニされたくない」ってことなんじゃないかな。

 では何故、気持ち良いにも関わらず、されたくないのでしょうか? 筆者が思うに、「恥じらい」が邪魔をしているように見受けられます。「匂うと思われたら恥ずかしい」「オシッコの味が混じったら恥ずかしい」って乙女心ですよ。そのため、「気持ち良くなりたい欲求」よりも「恥ずかしい思いをしたくない欲求」を優先させることになるのでしょう。

 これ、男性側がどれだけ「匂うほうが興奮するんだぜ!」と説き伏せても、クンニされたくない派閥の婦女子には響かないでしょうね。匂うほうが興奮するとしても、匂わない自分でありたいのがオンナという生き物です。

 愛しい男性にはなるべく綺麗な部分だけを見せたい、綺麗じゃない部分は見せたくないお気持ちはよーくわかります。でもね、時代は変わってきているのですよ、クンニされたくない派閥の皆様!