良い意味で競争意識を刺激せよ
現代だと、競争の対象は、先に挙げた例の場合は「元カレ」となります。元カレには手間ひまかけてチョコレートクッキーを焼いたのに、自分には市販品だと「元カレとの競争に負けた」という認識になるようです。
セクキャバも然り。「元カレに対してセクキャバで働くという自己犠牲を払うことができたのだろう!?」「元カレより俺を愛しているなら、セクキャバ以上にディープな本番アリの風呂屋で働けるはずだ!」という認識になるわけ。我々女性の感覚と真逆ですよね。
もし今カレから、「元カノが恐ろしくカネのかかるオンナで、デートのたびに銀座の高級フレンチをオゴらされた」と聞かされたら……!? 「私はガード下の赤ちょうちんでも充分なオンナだから安心してね」と微笑むのがオンナという生き物! 「ホワイトデーにマカロンを贈ったら『マカロンだけじゃ不満!』と一時間クンニさせられた」と聞かされたら……!? 「一時間もクンニされたら気持ち良すぎてヘンになっちゃいそうだから、通常通り五分でオッケー」と微笑むのがオンナという生き物!
というか、そもそも女性の場合は、元カノの存在をそれほどまでに意識しないのかもしれません。元カノがどういうオンナだったかと過去をチェックするよりも、大事なのは結婚に向けた未来ですからね。男性の場合は、女性ほど結婚(つまり未来)に対して意識が強くないです。そのぶん、意識が過去へと向かうのでしょう。
以上を踏まえ、今カレに大切にされたいのならば! 過去の元カレから酷い目に遭わされてきたという黒歴史を語るのは逆効果です。「元カレが毎回一時間フェラさせるオトコだったならば、俺のモノは二時間しゃぶれ!」となるだけ。「カラダの相性は悪くなかった」という言い方のほうがむしろ、「負けてたまるか!」と、良い意味で競争本能を刺激できると思った次第です。
Text/菊池美佳子
初出:2018.02.12
次回は<女性器モチーフのジョークグッズがないのはなぜ?その理由をヤリチンが解説!>です。
義理チョコ廃止!の広告も話題になった今年のバレンタインデーでしたが、一目見てわかるウケ狙いの義理チョコだったら渡すほうも受け取るほうもちょっと楽しいはず。男性器モチーフのチョコを配った菊池美佳子さんでしたが、女性器の形のジョーク商品がないのは一体なぜ?
- 1
- 2