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第7回は、第4章「女性のからだと愛し方 そこが違う」から、ピストンのテクニック・Gスポット編を抜粋してご紹介します!
ペニスにも快感を呼ぶ「Gスポット刺激」法
Q Gスポットを刺激できるのは指だけですよね? ペニスでは絶対に無理だと思うのですが……。
A ペニスでもGスポットを刺激できます。大事な要素は、インサートの角度と深度。インサートの角度は斜め、深度は亀頭がGスポットに当たるように浅くするのがポイントです。
〝Gスポットを刺激しやすい体位は、ペニスの深度がどれも浅くなっていることを、よく頭に入れておきます。
ペニスが抜けやすいので、大きなピストン運動はダメ。亀頭で押しつけ、離す形の体動を繰り返します〟
(監修/大慈彌俊英・大慈彌クリニック院長 婦人倶楽部 1983年5月号「第3の歓喜 Gスポット快感の発見」より)
Gスポットへの刺激は、ペニスで膣前壁(おなか側の壁)をこするように工夫すること。Gスポットがある膣の前壁にペニスの先端があたり、こするようにするのです。
さらに、性感の高い膣口への刺激も大きいため、女性の満足度はアップ。男性にとっても、最も感覚の鋭い亀頭部に刺激が加わるので、大きな快感が得られます。
ただし、最初の挿入時から膣前壁をこする運動を始めるのは、経験が浅い人ほど無理があるかもしれません。
まずインサートの時は、ピストン運動と同じような水平角度で挿入すること。その後で、膣口の上下、左右、いずれか一方に重心をかけるように浅くピストン運動をし、次に左右、あるいは上下に重心のかけ方を変化させて動かしていきます。
膣前壁をこする運動は、男性がリードしている場合でも、女性がヒップの角度を少し変化させるだけでできるので、どんどん取り入れてみましょう。
ペニスの亀頭部でGスポットを圧迫し、Gスポットが少しふくらんできたら、ペニスの溝部分で優しくこすります。
Gスポットは、膣の前壁にあるので、後背位や女性上位、対面座位などの体位と、そのバリエーションで試してみるのがおすすめ。女性はごく軽く腰を回すようにし、男性はペニスで圧迫、摩擦を繰り返します。
うまくいくコツは、男性がペニスを手で支えること。ペニスの根元を強く握ると亀頭部がふくらむので、Gスポットをより刺激しやすくなるのです。さらに、根元を軸にして、Gスポットを亀頭で円を描くように刺激すると、性感はいっそう強まります。
Gスポットへの刺激は、ペニスの亀頭にも大きな快感を呼ぶため、男性のオーガズムが早まるという傾向があります。早漏タイプの男性は、Gスポットを指で十分に愛撫してからインサートするのがよいでしょう。射精が早まりそうなときは、ペニスの根元を握って小休止してみてください。
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