STEP3「ソフトクリーム舐め」

 ここから、オーラルテクニックになるので、セックス前にシャワーを浴びて、清潔な状態で行うことをおすすめします。

 これは、衛生面への懸念だけでなく、彼の緊張感をほぐす気遣いです。
肛門一歩手前の会陰へのオーラル愛撫は、「そんなところまで、舐められちゃうなんて!」という興奮に繋がる気恥ずかしさと「汚いからやめて!」という気持ちが紙一重です。
ここで、「汚いからやめて」にメーターが傾いてしまうと、快感に没頭できなくなっちゃうんです。
女性がクンニされる時の心理に似ているので、わかりますよね?

 オムツ替えのポーズ(ちんぐり返し)で露わになった彼の会陰をよく観察すると、肛門から陰嚢の裏にかけて縫い目のような線がうっすらと見えると思います。

 この縫い目を、舌を使って刺激していきます。まずは、舌先の力を抜いて、熱を帯びたマグロの刺身のような状態になった舌を、縫い目にピタリと密着させます。

 そして肛門側から陰嚢裏にかけて、できるだけゆっくりと動かします。スローモーションでソフトクリームを舐めているようなイメージです。

STEP4「チロチロ舐め」

 ソフトクリーム舐めが気に入ったようであれば、会陰のオーラル愛撫を続けます。

 舌の動きを変えて、マンネリしないように気をつけましょう。
舌先に意識を向けて、先端をとがらせ、チロチロと小刻みに動かします。会陰の縫い目に対して、横方向にスライドする動き、縦方向のレロレロする動きを交互に行い、彼の反応のよい舐め方向をみつけましょう。

 恥ずかしさと気持ちよさのせめぎ合いが、会陰愛撫の醍醐味なので、意識的に愛撫の合間に彼と目をあわせてみましょう。

 今まで見たことのない興奮と羞恥心が入り混じったような彼の表情を引き出せたら、だいぶいい感じだと思います。
「こんなことされたの、初めて…。でも、気持ちよかった。クセになったら、どうしよう…」とセックス後に、こぼすようになったら、彼は、あなたとのセックスにだいぶ入れ込んでいる証拠。
ここまで彼の開発が進むと、あなた自身もだいぶ楽しくなっているはず。

 残す性感帯は、肛門(表面)と前立腺の2つ。
最後の砦にだいぶ近づいてきましたね!

つづく

Text/OLIVIA

次回は<ハマる人もいれば怒り出す人もいる。未知の可能性を秘めた男性の性感帯>です。
マンネリで困っている人も、もっとセックスを楽しみたい人も!「彼が知らないオトコの性感帯」を開発してみませんか?今回OLIVIAさんが紹介するのは少しハードルが高いお尻まわりの愛撫。試すときの注意点も含めてお伝えします!