「膣内環境」整ってる?妊活やニオイ対策を助ける愛用アイテム

膣内環境を考えたことありますか?

お腹の辺りにハートをかたちの棒を持っている女性の画像 Pixabay

ラブライフ・アドバイザーのオリビアです。
「腸内環境が、免疫力を司っている」という健康情報は、TVやメディアでさかんに取り上げられていますよね。
花粉症対策にヨーグルトの乳酸菌がいいとか。実践されている方も多いと思います。
腸にほど近い、膣。
実は、私たちの『膣内環境』は、セックスの質を左右する大切なことなんです。

例えば、デリケートゾーンの臭い。
「自分のアソコの臭いが気になって、オーラルセックスされるのが恥ずかしい」
「彼がクンニしてくれないのは臭いのせい?」と疑心暗鬼になってしまったことってありませんか?
さらに、おりものの量の増減も、妊活も、膣内環境が影響しています。
気持ちよくセックスを行うためには、あなたの膣内環境に注目する必要があるんです。

理想的な膣内環境とは?

先に、予備知識として、『膣内環境』について解説しますね。

私たちの体は、健康体であれば、血液や体液の酸性・アルカリ性のバランスが保たれています。これをペーハーバランス(pHバランス)と言います。
理科の実験のリトマス試験紙で調べたアレです。
酸性は青から赤。アルカリ性は、赤から青。中性は変化なしって覚えましたよね。

膣分泌液は、通常pH値が3.8~4.5で、酸性に保たれています。
腟が酸性に保たれるおかげで、細菌の侵入や繁殖を防ぎ、不快感のない状態に保てるんです。
これを腟の『自浄作用』といいます。

ちなみに、私は、以前、膣のアンチエイジングレーザーを受けるために、クリニックで、膣内環境を総点検しました。pH値、膣圧、性感染症の有無など。
幸い、問題もなく健康な膣でしたが、自分の膣内環境に真摯に向かい合っている女性ってどれくらいいるのでしょうか?
オーガズムフルなセックスを楽しみたいなら、自分の膣を健やかに保つために、やさしいまなざしを膣に向けておくことって必要不可欠なことだと思います。

潤滑ゼリーの使い分けで膣内環境を調整する

不規則な生活やストレス、加齢で女性ホルモンのバランスが乱れると、膣内環境がアルカリに傾き、臭いやおりものなど不快感が増します。
韓国の産後ケア施設では、出産により乱れた膣内環境を整える目的で膣に乳酸を投与する療法があるそうです。そこからヒントを得て作られたのが、タンポン型のデリケートゾーン用ケアジェルのインクリアです。

正確には、インクリアは、セックス用の潤滑ゼリーではなく、膣の自浄作用を弱めないケアジェルです。
行為の直前ではなく、日常的に使うことで、臭いとおりもの対策が出来ます。
挿入するのもスムーズなので、セックスするのが決まっている日は、2日前くらいからインクリアを使って、膣のコンディションを整えます。
まるで、アスリートのようですが(笑)、膣のお手入れは、セックス相手へのマナーでもあり、自分が行為に没頭するためにも大切なことですからね。それに、雑菌が繁殖しやすい状態だと膣炎にもなりやすいですし、結局は、自分の体を守る行為なんです。