なかなか変えられないこと2つ

 人情重視でパートナー選びをしていますが、お付き合い後に、創意工夫してもどうしても変わらないなと思うことがあります。

 それは、「性欲レベル」「男性器の形状」です。

 性欲は、睡眠欲と食欲と並んで三大欲求とされています。
「食欲が旺盛な人と食が細い人」「ロングスリーパーとショートスリーパー」がいるように、その人の「性欲」の量は、年齢やパッションによって若干変動するものの、基本となる性欲レベルは、変わりにくい。この性欲格差は、セックスレスの原因にもなります。
「セックスしたくないけど、夫の性欲処理に付き合ってあげてる」
「セックスしたいのに夫がしてくれない」
自分の性欲レベルから大きく外れた人と付き合ってしまうと、付き合いが長くなればなるほど、ボディブローのように不満が蓄積していきます。

 次に、「男性器の形」です。これは、サイズ的に立派な方がいいと言っているわけではなく、「形状の相性」はあるよね、ということ。
「カリ高のペニスだと中イキしやすいんだけど、今の彼がソレ!」というポジティブなマッチングもあれば、「大きすぎるとお腹が痛くなる」「夫とだけは痛くて挿入できない」というネガティブなマッチングもあります。
ペニスがある日いきなり、突然変異する可能性は低いでしょう。

 パートナーシップにおいて、「性生活の充実」の優先順位が高いのなら、パートナー選びの段階から、あなたが「セックスに求めるもの」をハッキリさせて、相手をふるいにかければ、その後の性生活はある程度は、安定します。

 その一方で、ラブライフアドバイザーとして、「ネガティブ・マッチングだけど、折り合いをつけて彼と付き合ってく」と腹を括った人も応援したいと思っています。
その方の決断を尊重しつつ、少しでもセックスでの不快感を和らげるお手伝いをしますよ。
あなたが、よきオーガズム・パートナーと巡り合えますように。

 つづく

Text/OLIVIA

次回は<「あどけなさ萌え」男から学ぶ欲情させるスイッチの探し方>です。
「彼を虜にする」…とはいっても、「彼」によっても好みは異なるはず。たとえば「田舎娘フェチ」「あどけなさ萌え」男性たち……。何はともあれ大事なのは、彼の趣味、つまり欲情するスイッチを知ること!それは、セックスレスの解消にも役立つかもしれません。