原因1:潤い不足
久しぶりのセックスで、あまり濡れない…。
薬の副作用、彼のテクニックがイマイチなど、“濡れにくい”時はどんな女性にもやってきます。
とくに見落としがちな原因が「加齢」。加齢に伴い、私たちは、気づかないうちに潤い不足になってきます。
だいたい「なんか、昔とは違うな…」と気づくのは、三十路に入ってしばらくした頃から。
愛液の量は、脳の興奮に関係しているので、ひとりのパートナーと性生活を重ねていくうちに関係が安定していくのと裏腹に、彼とセックスをする新鮮さが失せ、じょじょに濡れにくくなることもあるでしょう。
潤いが足りないと、挿入時にひきつるような痛みを感じたり、交接の途中で愛液の供給がSTOPしてしまい、彼が高まっていくのに反比例して、だんだんと女性の苦痛に悶えることになります。
そんな時のお助けアイテムが、潤滑剤です。
日本で潤滑剤は「雑品」扱いなので、成分表示がないものも販売されています。
肌荒れなどのトラブルを防ぐために、パッケージをよく確かめて、女性が使っても大丈夫なものを選びましょう。
ドラッグストアでも購入できる「リューブゼリー」(ジェクス)は、日本で初めて女性のために作られた潤滑剤。
ドラッグストアで購入できる手軽さと婦人科クリニックでも使用を推奨されていることから、私もオススメすることが多いです。
ちなみに、潤滑剤としてオイルを使用するのはNG。 コンドームの表面に塗布してあるシリコンオイルを除いて、オイル全般は、天然ゴム製のコンドームの分子を引き離す性質があり、コンドームが破ける原因になりますので、コンドームを使用する場合は、水溶性の潤滑剤を使ってくださいね。
三十路にはいったら、潤滑ローションは、一家に一本!と心しておいてください。